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建設業に最適なERPシステム5選 導入の効果も解説

ERPシステムは、場所を超えて使用でき1つのシステムでさまざまな業務をおこなえるため、大変便利です。

しかし「ERPシステムと言われてもよくわからない」と考え、導入の検討すらおこなわない方もいるでしょう。

本記事では、建設業の業務を効率化するERPシステムの導入の効果とおすすめのシステムを5つ紹介します。

本記事は下記の方におすすめです
  • すべての業務に使用できるシステムを知りたい
  • 複数のシステムを1つに統一したい
  • 部署を跨いで使用できるシステムを探している

建築業ERPシステムとは

建築業ERPシステムとは

まずERPシステムとは、エンタープライズ・リソース・プランニングの略称で、会社の経営資源を有効活用するためのシステムです。

簡単にいうと、さまざまなシステムを統合してモジュール化し、各部門の業務やデータを一元管理します。

ERPを取り入れることで、建設業界が抱える長時間労働や利益率の低さ、書類管理の煩雑さなどから社員を解放。

経営層も常に複数の工事の原価率や利益率をチェックしながら経営判断ができます。

【建設業】ERPとは?導入で得られる3つのメリットを解説

建築業ERPシステム4つの効果

建築業ERPシステム4つの効果

ERPシステムとは「ヒト・モノ・カネ・情報」という経営資源をまとめて管理できるシステムのことです。

建築業の案件は、金額が大きく長期にわたって工事をおこなうことも珍しくありません。

そのため、案件ごとの情報量が多くなり複数のシステムを併用していると「欲しい情報を探せない」「蓄積されたデータを活用できない」といった問題が発生します。

建築業ERPシステムを導入で、上記の問題は解決可能です。

さらにここでは、建築業ERPシステムの導入の効果を下記の4つ紹介します。

建築業ERPシステム4つの効果
  • 情報の一元管理
  • リアルタイムの情報共有
  • 情報セキュリティの強化
  • 経営判断の効率化
ERP

情報の一元管理

情報の一元管理とは、情報を一ヶ所に集約し管理することです。

情報を集約することで、蓄積された情報の検索・活用を簡単におこなえるようになります。

例えば、下記の使用方法が考えられるでしょう。

  • 過去に提出した見積りの検索
  • 見積りから実効予算への項目留用
  • 新築時の施主様との打ち合わせ内容

情報を一元管理できれば、情報管理の手間が減るだけでなく業務効率化にもつながります。

リアルタイムの情報共有

情報を集約しているため、リアルタイムの情報共有も簡単におこなえます。

下記のような情報は、導入しているERPシステムにアクセスすれば、すぐに共有可能です。

  • 施主様と商談結果
  • 工事の進捗状況
  • 協力業者への発注状況

問題が発生した場合もリアルタイムに情報共有がなされていれば、管理者は的確な指示を的確におこなえます。

早いタイミングで指示出しをおこなうと、問題を早期に解決できるためクレーム防止が可能です。

情報セキュリティの強化

ERPシステムには、多様な情報を集約するため、下記のようなセキュリティ対策をおこなっていることが多いです。

  • 使用するサーバーは国際基準の安全性を持っている
  • 使用者ごとにIDやパスワードを変更できる
  • 情報を暗号化する

一度でも、情報漏洩が起きてしまうと企業の社会的信頼は失墜してしまいます。

しかし、セキュリティ対策は常に情報をアップデートし続けなければならないため、自社でおこなうのは、とても手間が掛かります。

ERPシステムを導入で、どのような企業でも簡単に強固なセキュリティ対策が可能です。

経営判断の効率化

建築業ERPシステムには、経営判断に不可欠な下記の情報が集約されます。

  • 売上高
  • 利益
  • 利益率
  • 工事原価
  • 顧客情報

経営者は、システムを確認するだけで最新の情報にすぐアクセスできるため、効率的に経営判断をおこなえます。

経営者は常日頃から判断の連続です。
建築業ERPシステムの導入で、経営判断を効率的におこないましょう。

建築業ERPシステムおすすめ10選

建築業ERPシステムおすすめ5選

建築業ERPシステムは、さまざまな会社が提供しています。

建築業に特化したおすすめのERPを10個紹介します。

製品名AnyONE
AnyONE
建設業向け管理システムアイピアアイピア使えるくらうど工事台帳V3
使えるくらうど工事台帳V3

PROCES.S

e2-movEクラウド
ANDPAD施工管理ANDPAD
GRANDIT

建設WAO

XPLANNER/C

HUE C2
評価
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
(3.0 / 5.0)
補助金・助成金2024年対応2024年対応掲載なし2024年対応2024年対応2024年対応掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし
料金お問い合わせ初期費用:12万円〜
最低月額利用料金:1万円〜(1ユーザー)
問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ
デモ無料体験デモ無料体験デモお問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ訪問デモ可能掲載なし掲載なし
基本機能数818141611717161611
スマホアプリありなし
(ブラウザ閲覧可能)
なしなしなしありなしなしなしなし
他ソフトとの連携あり
(エクセルやCSV形式データの引き継ぎも可能)
ありなしありありAPI連携/スキルマーケットあり問い合わせ11問い合わせ
オプション
カスタマイズ
・各種帳票カスタマイズ
・エクセル修正レクチャー
カスタマイズ可能なしありあり
(モジュールごとの導入可能)
他11機能ありありあり
(モジュールごとの導入可能)
11個のオプションあり問い合わせ
アフターサポート・無料ヘルプデスク
・バージョンアップ(自動配信)
・オンライン打ち合わせ
・追加講習
メール/電話
・動画マニュアル
・リモート研修
問い合わせ操作チュートリアル/Q&A/セミナー問い合わせカスタマーサクセスセミナー/イベント導入サポート/説明会問い合わせ問い合わせ
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※各社公式サイトの情報をもとに、「建設現場の知恵袋」が作成。
内容の正確性、適切性、最新性および完全性を保証するものではありません。
※ロゴおよび商標に関する権利は、個々の権利所有者に帰属します。
※掲載に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

AnyONE

AnyONE
【引用】AnyONE

AnyONEは、顧客管理や見積り作成、工程管理や発注管理、アフター管理まで建築業の業務を一元管理できる業務効率化システムです。

アプリ版も提供されておりスマホやタブレットがあれば、外出中であっても時間と場所を選ばずに情報確認できます。

情報を保存するクラウドサーバーは『AWS』です。
『AWS』は米国Amazon社が提供しており、国際レベルで安全性が認められています。

詳しくは、AnyONEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

アイピア

アイピア
【引用】アイピア

アイピアは、営業・経理・現場など全ての部署で使用できる建築業向け管理システムです。

会社だけでなく、担当者の自宅からでもアイピアを操作できるためテレワークにも対応しています。

管理者は、スマホを持っていれば外出中でも承認作業をおこなえるため、移動時間などの空き時間を有効活用可能です

詳しくは、アイピアの機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご確認ください。

使えるくらうど工事台帳V3

使えるくらうど工事台帳V3
【引用】使えるくらうど工事台帳V3

使えるくらうど工事台帳V3建築業に必要な管理業務をおこなえる業務管理システムです。

蓄積されたデータをもとに各帳票を出力できるため、経営判断に必要な情報をまとめて閲覧できます。

また、協力業者のスケジュールも管理できるため、より正確な工程管理が可能です。

詳しくは、使えるくらうど工事台帳V3の機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

PROCES.S(プロセス)

PROCES.S建設業や工事業に特化したERPシステムです。

営業担当者・工事担当者・経理担当者・経営者の全員が共通のシステムを使用できます。

またデータの変更履歴が残り「変更者」「変更内容」がわかるため、情報漏洩や改ざんを防止可能です。

詳しくは、PROCES.Sの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

e2movE(イー・ツゥー・ムーブ)

【引用】e2movE-YouTube

e2movEは、建築や建材業界向けのERPパッケージです。

下記4つのパッケージから好きな機能を組み合わせて、システムを構築できます。

  • 工事管理
  • 販売管理
  • 支払管理
  • 建設会計

柔軟に機能をカスタマイズできるため、費用対効果の高いシステムです。

詳しくは、e2movEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

ANDPAD

【引用】ANDPAD

ANDPADは、建築業者が抱える業務を一元管理できるERPです。

51万人以上のユーザーを抱えるANDPADは、建設事業者のために作られたERPで、現場の効率化から経営判断の迅速化まで、幅広い業務に対応しています。

さらに豊富なAPI連携やアプリマーケットでの外部サービスとの連携など、既存システムと接続してデータ移行も簡単にできるなど、既存システムとシームレスにデータ共有ができる点が特徴です。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

GRANDIT

GRANDIT
【引用】GRANDIT

GRANDITは、建設業界や卸売業で活用されているERPパッケージで、販売段階から在庫調達業務まで、基幹業務の統合に役立ちます。

原価管理や工事の進捗売上率や仕入率の管理、予算の管理などができ、工事における利益率をリアルタイムかつスピーディに把握できる点が特徴です。

さらに工期が長い工事に対して分割検収ができる機能を搭載しており、出来高で売上計上できるなど、建設業界特有の会計にも対応しています。

建設WAO

建設WAO
【引用】建設WAO

建設WAOは、建設業の研究のうえに開発された統合型ERPパッケージです。

営業管理や見積もり、原価管理や経費精算など12個のシステムからモジュールを組み合わせ、パッケージとして導入できます。

AIを活用するモジュールの利用、協力業者との注文請書や請求などの処理を電子化できるモジュールなど、建設業界の変革に対応する機能まで追加可能です。

EXPLANNER/C

【引用】XPLANNER/C

XPLANNER/Cは工事原価についての情報を可視化、リアルタイムに把握できるERPです。

実行予算から会計伝票の発行までを一元管理し、業務を効率化し、部門間の情報連携を強化します。

40年以上の建設業界での実績やノウハウを凝縮してあるため、建設事業者にとっては非常に使いやすく、信頼できるパッケージです。

VPN経由で現場や外出中のユーザーもERPが使えるなど、建設事業者が使いやすい細かな部分にもこだわって作られています。

HUE C2

【引用】HUE C2

HUE C2は、日本の建設業を研究して制作されたERPです。

工事プロジェクトの登録から実行予算の策定、損益整理まで幅広い業務に対応しています。

UIも考え抜いて作られており、システム入力を極限まで削るなど、建設業の実務課題を反映して作られています。

さらに建設事業者特有のワークフローの多さを分析し、承認のリードタイムを削る仕組みを取り入れるなど、今まで時間がかかっていた業務を効率化できる機能が満載です。

まとめ

本記事では、建築業向けのERPシステムの導入効果とおすすめシステム5選を紹介しました。

ERPシステムは、情報を一元管理可能でリアルタイムの情報共有をおこなえます。
また、ERPシステムは強固なセキュリティ対策をおこなっているため、導入すれば情報漏洩などの危険を防止可能です。

さらに、情報が1つのシステムに集約されているため、経営判断に必要な情報を探す手間が掛かりません。

本記事を参考に、自社に最適なERPシステムを導入してください。

しかし「自分では、最適なシステムを選べない」と悩む方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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