ANDPADは、建築現場を効率化するために開発された、利用社数5万社、ユーザー数14万人のシェアNo,1施工管理アプリです。
現場の作業をアプリで管理・共有することにより、作業効率を上げることができます。
本記事では、ANDPADのサービスや特徴、料金や口コミなどを詳しく紹介します。
ANDPADとは?

施工管理アプリ「ANDPAD」を利用すると、従来のコミュニケーション手段である電話やメールをはじめ、紙資料の図面や工程表なども円滑化でき、アナログな現場を改善できます。
現場写真や日報作成、工程表の管理やスケジュール管理などの機能もあり、スマホさえあれば、現場ですぐ状況が確認できるという利便性があります。
ANDPADがあれば、事務所で作業する必要があった仕事が、現場で完結するため、全体的な業務時間を短縮できます。
会社概要
ANDPADを運営している会社は、株式会社アンドパッドです。
建築業を幸せづくりとし、携わる人たちをテクノロジーで幸せにするというミッションを掲げている会社です。
会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社アンドパッド |
代表者 | 代表取締役 稲田武夫 |
従業員数 | 173名(2020年5月1日時点) |
資本金 | 12億8,893万円(資本準備金含む) |
認証 | NETIS(新技術情報提供システム) – 国土交通省 信憑性確認(改ざん検知機能)の証明 – 一般社団法人 日本建設情報総合センター(JACIC) ISO/IEC 27001:2013 – ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム) |

ANDPADのサービス・特徴
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ANDPADには、どのようなサービスや機能の特徴があるのでしょうか。
ANDPADが持つ機能について説明します。
写真・資料管理
現場写真や図面などの資料を、ANDPADで管理できます。
事務所と現場、お客様とのやりとりでANDPADを使用すれば、場所を選ばず資料を閲覧できます。
わざわざデータをメールやFAXで送る必要がなくなります。
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日報
ANDPADがあれば、現場で日報作成ができます。
現場での作業が終わってから、日報作成のためだけに事務所に戻る必要はありません。
現場写真もANDPADアプリを使えば添付できるため、進捗状況や完了報告もすぐにできます。
工程表
工程表はエクセルで管理していることが多く、最新の情報が現場に伝わっていないこともあります。
ANDPADで工程表を管理すれば、現場の職人たちが、現在の進捗状況を工程ごとに確認することができます。
また、変更点があってもすぐに反映でき、関係者に共有することができます。
ANDPADの特徴のひとつとして、チャット機能が工程表に紐付いていることがあげられます。
メールのやりとりだと、目的の案件が埋もれてしまう場合があり、業務効率が下がります。
ANDPADのチャット機能なら、案件ごとに担当者とやり取りできるため効率的です。
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チャット
チャットを使えば、関係者に一括連絡ができます。
一人の担当者が電話やFAXで何人もの関係者に連絡する必要はなく、大変便利です。
ANDPADのチャット機能は、業務用なので通常のチャットツールよりセキュリティを強化しています。
そのため、顧客情報を誤送信できないようになっており、安心して使用できます。
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営業管理
過去の書類を含め、現在の進捗状況がANDPADで管理できます。
案件の情報は蓄積されるため、担当者から引き継ぎをする必要がなく、すぐに内容を把握できます。
営業まわりをするために、担当する現場が地図上に表示される機能もあるため便利です。
カレンダー(α版)
工程表と連動して、自分のスケジュールが入ったカレンダーを見ることができます。
担当案件の着工・完工などが一目で確認できるでしょう。
オプション
前述したANDPADの機能以外に、オプション機能もあり、必要に応じて追加することができます。
オプション機能は、下記のような種類があります。
社内タスク管理
営業・経理などの作業タスクを管理できる機能です。
作業しなければならないタスクや、完了設定をスマホから操作できるので、管理者は進捗をタイムリーに把握できます。
検査
検査内容を記録する機能です。
複雑な検査項目も簡潔に記録ができ、検査後にテキストで入力し直すなどの手間もかからないため、作業効率がアップするでしょう。
見積作成
見積作成機能は、案件情報に紐付いており、見積もりから受発注まで一貫して管理できます。
操作性は、一般的な計算ソフトと同じで、使いやすくなっています。
OB点検・メンテナンス管理
顧客の定期メンテナンスなどの情報を、視覚化して管理できます。
DM配信機能もあるため、定期的にお客様へメンテナンスの提案ができるでしょう。
受発注
見積作成から発注までANDPADで管理できます。
ANDPADを使用している会社同士なら、進捗状況が自動更新されるため、現状をすぐに把握できます。
ANDPAD for Salesforce

現場の進捗状況や顧客管理、売上などを一元管理する機能です。
ANDPADとセールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce Sales Cloud」が連携したアプリです。
サポート体制
ANDPADを導入するときのサポート体制は下記の通りです。
職人向け説明会
ANDPADについての概要説明や実際に使ってみて動作を確認できるサポートがあります。
質問の時間もあるため、疑問点は説明会の中で解消できるでしょう。
オンラインサポート
ANDPADを使用していて、疑問点があれば、専用チャット・メールや電話でスタッフが対応してくれます。
その他サポートサービス
ANDPADの初期登録はスタッフが手伝ってくれるため時間がかかりません。
また、ANDPADを導入した会社担当者は、社内からの質問に対応できるよう、担当者向けレクチャーを受けることができます。
これに加え、ANDPADを使いこなせる人材育成のために、少人数のWEBセミナーも実施してくれます。
ANDPADのプラン・料金
ANDPADの月額料金プランは、利用する人数によって変動します。
詳しくは下記の料金設定をご覧ください。
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ANDPAD導入の流れ
ANDPADを導入したい場合、ホームページには導入に関しての詳しい記載がないため、直接問い合わせる必要があります。
メールや電話での問い合わせ、資料請求もできます。
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ANDPAD利用者の本音をチェック

ANDPADの評判は良いのでしょうか。
実際にANDPADを利用している人たちの本音を、インターネットから抜粋してみました。
ANDPADの口コミ
▼良い口コミ
写真などをアプリ上に保存が出来るので、サーバーの容量削減や他の社員との連携が取りやすくなりました。そして様々な情報を落とし込むことが出来るので、多少のペーパーレス化が図れます。
チャットアプリをベースに現場管理に必要な機能である、報告、写真アップロード、工程管理と幅広い機能を備えている
引用:ITトレンド
▼悪い口コミ
使い方が複雑で扱いきれず、逆に現場の負担が増えました。 また、ANDPADを使えない工事会社もおり、結局電話やFAX、LINEでやりとりも必要で、結局やり取りする方法が1つ増えただけでした。 導入後に負担が増えている中、毎月数万円かかるため、★1です
完了日記入するのにひらがな入力が出来ません。
慣れると意外と使いやすい。ただ、写真の保存に何度も画面を押す必要があったり、画面の行き来に手間取ることがあるので改善をお願いしたい。
写真を印刷する際、一度PCへダウンロードしてから印刷をしなければいけない為、既存のやり方より手間がかかる。
引用:Google play
引用:ITトレンド
ANDPADの総合評価は★★★☆☆
ANDPADユーザーの口コミでは、社員との連携がとりやすくなったなどの評価がある一方、既存のやり方より手間取るという声もあります。
アプリを扱いきれないという評価もあり、厳しいコメントが多いようです。
ANDPADを利用すると、電話やメール、工程表の管理もアプリひとつでできる便利さはありますが、基本機能には、工務店業務において必ず必要になる見積書や発注書などの機能が備わっていません。
そのため、追加したい機能がある場合、オプションになるところが残念な点といえるでしょう。
また、見積書や工程表のカスタマイズをしたい場合、ホームページには説明が見当たらないため問い合わせる必要があります。
まとめ:ANDPADの料金や口コミ
現場写真や資料などをANDPADで管理すれば、どこでも最新のデータを見ることができ、口コミでも現場管理に必要な機能は備わっているという評価もあります。
しかし、ANDPADを導入したい場合、標準機能の他に必要な機能があるときは、オプションで追加をしなければなりません。
自社の業務状況を見直して、本当に必要な機能が何かを検討し、他社のサービスと比較しながら導入を検討する必要がありそうです。
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