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建築業向けERPシステムとは?基幹システムとの違いとおすすめシステム7選

自社業務で複数システムが乱立し、業務効率や経営判断が難しいと感じている建築業界担当の方もいるでしょう。

そのような方には建築業向けERPシステムがおすすめです。

自社システムを統合して一元管理でき、経営判断や作業担当者の負担軽減にもつながります。

この記事では、建築業向けERPシステムの概要と選び方のポイント、7つのシステムの比較結果と特におすすめのシステムを5つ紹介します。

この記事はこんな人におすすめです
  • 自社のシステムを統合管理したい
  • 建築業界向けのシステムを探している
  • 経営判断が難しい
  • より現場の作業効率を上げたい

建築業向けERPシステムとは

建築業向けERPシステムとは

ERPシステムは、Enterprise Resources Planningの略称であり、企業経営の基礎である資源要素の分配・有効活用する契約を支援するシステムです。

情報を効率的に一元管理できるため、業務間でデータ連携する必要がなくなり、より業務を効率化できます。

よく基幹システムと混同されますが、基幹システムとは主にバックオフィスの業務を支援するものであり、部署ごとにデータ連携が必要です。

今後建築DXを推進し、自社業務のデジタル化・効率化を目指すのであれば、建築業に特化したERPシステムを導入すると良いでしょう。

【建設業】基幹システムとは?導入するメリットや注意点を徹底解説

建築業向けERPシステムの選び方のポイント

建築業向けERPシステムの選び方のポイント

建築業向けERPシステムの選び方のポイントを5つ紹介します。

建築業向けERPシステムの選び方のポイント
  • 情報の一元管理
  • 自社の工事形態への適合
  • システムの操作性
  • スマートフォンアプリの提供
  • 費用

自社の情報を一元管理できるシステムを選びたい方は、5つのポイントを参考にしてシステムを選んでください。

情報の一元管理

ERPシステムは情報を一元管理し、適切な経営判断を下す目的で作られています。

自社の部署・業務を洗い出したうえで、必要な作業と情報が一括で管理できるシステムか見極めましょう。

建築業向けのERPシステムでも、機能詳細をよく見ると自社フローに適合しない場合もあります。

現場にも意見を聞いて、効率的に業務がおこなえるように万全の機能がそろった建築業向けERPシステムを選んでください。

自社の工事形態への適合

建築業と言っても、さまざまな工事形態があります。

土木・電気工事、公共工事など工務店・企業によって担当する業務が違うでしょう。

建築業向けERPシステムを選ぶ際は、自社の業務や工事の内容にあっているかもチェックしてください。

システムの操作性

新しいシステムの導入初期は、どうしても現場に負担がかかります。

使い慣れないものに触れると人は戸惑い、思わぬミスが起こるものです。

そのため、経営側としてはなるべく作業員が抵抗なく操作できる建築業向けERPシステムを選ばなければなりません。

例えば自社でエクセル管理が主ならば、エクセルに似た操作感のシステムを選ぶように工夫するといいでしょう。

スマートフォンアプリの提供

建築業ERPシステムを選ぶときは、スマートフォンアプリの提供があるかどうか確認しましょう。

営業や現場作業員など、外部で業務をおこなう人員への情報伝達効率が上がるためです。

例えば営業が打ち合わせ先にスマートフォンアプリで見積もりを提示する、または作業員が工程表をモバイル端末で閲覧できれば、リアルタイムで情報伝達ができ、効率も生産性も上がります。

費用

建築業ERPシステムの導入前に、自社の予算を決定したうえで費用が合うシステムを選びましょう。

システム導入には初期費用に加え、月額費用がかかります。

想定外に費用がかかった場合、システム利用を途中で取りやめることになり、再度システムを変更する度に作業員に負担をかけてしまうでしょう。

自社で無理なく運用できる予算を決め、その範囲内のシステムを選んでください。

建築業向けERPシステムを比較した総合結果

建築業向けERPシステムを比較した総合結果

建築業向けERPシステムを比較した総合結果を一覧にまとめました。

システムを選ぶ参考にしてください。

標準機能エクセル・CADとの親和性操作性カスタマイズセキュリティサポート体制
AnyONE
ANDPAD
スパイダープラス
建て役者
建設BALENA
工務店クラウドEX
OBIC7
◎…充実 ◯…対応可、標準的な充実度 △…充実度が◯より劣る ×…対応なし -…サービスページに記載なし

総合評価が高かったのはAnyONE

以上の建築業向けERPシステムの中で、総合評価が最も高かったシステムは「AnyONE」です。

「AnyONE」は2,700社以上の導入実績をもつ、工務店向けシステムでエクセルと似た操作感で扱いやすい点が特徴。

また、工務店における業務を一元管理できる豊富な機能性で業務効率を向上させられます。

分野・項目別で選ぶ建築業向けERPシステム

分野・項目別で選ぶ建築業向けERPシステム

分野・項目別で選ぶ建築業向けERPシステムを紹介します。

分野・項目別で選ぶ建築業向けERPシステム
  • 情報の一元管理機能で選ぶ
  • スマートフォンアプリで選ぶ

工務店の業務を一元管理できる機能豊富なシステムと、スマートフォンアプリを有するリアルタイム共有に強いシステムを選びました。

情報の一元管理機能で選ぶ

情報の一元管理機能で選んだ建築業向けERPシステムは以下の3つです。

ソフト名サービスの特徴
AnyONE・エクセルと似た操作感で扱いやすい
・案件の進捗管理がクラウドでできる
顧客管理・工事・施工管理・見積り作成・アフター管理まで一元管理できる
・デモシステムがあり、事前に操作感を試せる
ANDPAD・施工管理・情報管理だけでなく、経営に必要な情報を一元管理できる
・工務店で多く導入されており、建築業界に特化している
・豊富なオプションをつけられる
建て役者・年配の職人でも操作できるよう工夫されていて操作が簡単
商談から施工管理、アフター管理まで対応している
・カスタマイズでき自社に合わせたツールにできる
【参考】各種サービスホームページ

AnyONE

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは2,700社以上で使用されている、工務店向けの建築業システムです。

工務店の仕事を一元管理でき、以下のような機能が備わっています。

AnyONEの機能一覧
  • 顧客情報の管理
  • 工程管理
  • 営業支援
  • 見積り作成
  • アフター管理
  • 支払い・請求管理

操作画面がエクセルに似ていて、初めての方でも直感的に操作できます。

また、案件の進捗管理はクラウドででき、アプリを用いて外部からも閲覧可能。

デモシステムがあり、事前にテストして自社に適合するかもチェックできます。

AnyONE

またAnyONEはすぐに活用できるエクセルテンプレートを配布しています。
システムの導入前に、エクセルテンプレートを使用して社内業務の効率化を体験してはいかがでしょうか。

ANDPAD

ANDPAD
【引用】ANDPAD

ANDPADは、施工管理と情報の一元管理だけでなく、経営に必要な情報を収集して効率よく管理できます。

工務店向けシステムであり、建築業界に特化しているのが特徴です。

ANDPADはクラウド管理でアプリでも閲覧できるうえに、自社のフローなどに合わせて豊富なオプションを付け加えられます。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

建て役者

建て役者
【引用】建て役者

建て役者は、使いやすさを優先して作成された建築業向けシステムです。

年配の職人でも操作できるよう工夫されていて、現場の情報を一覧でアプリから閲覧できます。

また、商談から施工管理、アフター管理まで幅広く一元管理できるため業務効率も上がるでしょう。

カスタマイズにも対応しており、自社に合わせたツールを作れます。

詳細を知りたい方は、建て役者の機能・料金、口コミをまとめた記事を参考にしてください。

スマートフォンアプリで選ぶ

次にスマートフォンアプリで選ぶ建築業向けシステムを紹介します。

ソフト名サービスの特徴
建設BALENA・見積もり作成・工事現場管理・収支管理までマルチにこなせる
スマホアプリでの日報入力なども可能で外部からでも操作できる
・契約から最短2日で導入できる
・操作説明や運用コンサルがありサポートが手厚い
AnyONEスマホアプリでリアルタイムの情報共有が可能
・現場で図面や資料を見ながら作業ができる
・イベントの集客分析・アフター管理もでき、幅広い用途で利用できる
・協力業者(外部)との連携も可能になる
スパイダープラス・クラウドで現場と事務所の連携がスムーズになる
タブレットで情報の共有ができる
・電子黒板などチャット機能も豊富である
・月に数十時間の業務効率化も目指せる
【参考】各種サービスホームページ

建設BALENA

建設BALENA
【引用】建設BALENA

建設BALENAは、建築業向けの情報一元管理システムです。

見積もり作成から工程管理、収支管理まで幅広い情報を管理できます。

スマホアプリ版が提供されていて、スマホアプリから日報入力ができるため、事務所と現場の行き来の時間も削減できるでしょう。

また、契約から最短2日で導入できるスピーディさも魅力。

操作説明や導入コンサル、運用コンサルも丁寧でサポートも充実しています。

詳しく知りたい方は、建設BALENAの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

AnyONE

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEもスマホアプリを提供している建築業向けシステムです。

建築現場においてスマートフォンを用いて情報を確認したり、図面や資料を見ながら作業できます。

情報を一元管理できるだけでなく、イベントの集客分析などもおこなえるため、幅広い用途で業務効率をあげられるでしょう。

他社との連携も可能なため、協力業者とシステム共有して外部との連携も強化できます。

またAnyONEはすぐに活用できるエクセルテンプレートを配布しています。
システムの導入前に、エクセルテンプレートを使用して社内業務の効率化を体験してはいかがでしょうか。

スパイダープラス

スパイダープラス
【引用】スパイダープラス

スパイダープラスは、クラウドにすべての情報を一元管理できる建築業向けシステムです。

クラウドで現場との情報共有が簡単になり、またアプリ版はタブレットで操作できるため、現場とのリアルタイムの連絡も円滑にできます。

電子掲示板機能を搭載し、現場との連絡もスムーズになるでしょう。

実際に導入した企業で、月に数十時間の業務時間の削減に成功した企業もあり、業務効率化が期待できるツールです。

まとめ

建築業界は、幅広い部署と情報が混在しており、経営を多角化するためにもERPシステムの導入は必要です。

情報の一元管理は業務効率だけでなく生産性向上にもつながります。

たくさんの建築業向けERPシステムがリリースされており、どのシステムを選べばよいか決めかねている方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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