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【2022年最新】工事・施工管理システムを徹底機能比較!

慢性的な長時間労働、人手不足、生産性の低下など、建築業界が抱えるあらゆる課題の解決につながる「工事・施工管理システム」。

最近の建築業界では「働き方改革」「DX化」の動きが活発となっており、第一ステップとして工事・施工管理システムを導入する企業も増えています。

今回は、システム導入を判断するポイントとなる機能を、代表的な5サービスで徹底比較しました。

工事・施工管理システムとは

工事・施工管理システムとは

工事・施工管理システムとは、建設事業者の業務に関するあらゆる情報を一元化できるシステム。工事の契約からメンテナスまでの情報を、顧客ごとに管理すると負担が大きいもの。

工事管理システムは、これらの情報を集約し、リアルタイムの情報共有を実現します。

主な機能

  • 営業(顧客)管理

見込み客に対する営業のアプローチ状況や、顧客情報を管理

  • 受注工事管理

受注した案件の名称・住所・契約日・工期・金額などの情報を管理

  • 実行予算管理

実行予算を作成し、各現場あるいは会社全体の収益性を見える化

  • 入出金管理

取引先との入出金情報を管理

  • 工事原価管理

仕入れから原価情報を把握

  • 工程管理

工程や作業員を含む、現場の進捗管理

  • 作業日報管理

業務内容の反省・改善を目的とした日報の管理

  • 発注管理

発注先・発注内容・発注金額の管理

  • 帳票管理

見積書や請求書など帳票の作成・管理

工事・施工管理システムの導入効果

工事・施工管理システムの導入効果

導入で以下3点のメリットを享受できます。

あらゆる情報を集約

従来のファイリング(紙)やエクセルでの管理では、社内で情報がバラバラになってしまいます。

情報を探したり、報連相するだけで時間がかかることも。

業務に関わるあらゆる情報をシステムに集約することで、求める情報に触れることができます。

リアルタイムで情報を確認

営業や売上、工事などの進捗情報で、現場とのタイムラグが生じては、正確な情報をつかむことができません。

ファイリングやエクセルの管理では、情報が滞留しがちでした。

パソコンやスマートフォンから従業員に情報を入力してもらうことで、最新の情報を共有できます。

労働環境の改善

リアルタイムの情報を集約できるようになると、業務効率化につながります。

人手不足が慢性化している建設業で、残業時間や休日出勤を減らし、働きやすい職場を築けます。

働き方改革に成功すると、従業員満足度(ES)の向上だけでなく、求職者へのアピールにも効果的です。

【徹底比較】工事・施工管理システム

導入する工事・施工管理システムは、企業の抱える課題を解決できるものでなければなりません。

「どのシステムを導入すればいいか、わからない」場合は、機能・料金・サポート体制を判断の軸としてください。

代表的な工事・施工管理システムの機能を比較してまとめました。

営業受注工事実行予算入出金工事原価工程作業日報発注帳票
Any
ONE
建て
役者
ダンドリ
ワーク
AND
PAD
OPOPOP
e2-
movE
※2021年12月27日時点の各公式ページを参考に作成
※オプション等を除いた基本機能
※OPとはオプションで追加可能な機能

基本的に「クラウド対応」かつ「チャット機能付き」です。

クラウド対応は、インターネットに接続できるパソコン・スマートフォン、タブレットから利用できるシステム。時間・場所に制限されず、タイムリーな情報共有が可能となります。

チャット機能は、社内メンバーあるいは取引先とメッセージのやり取りができる機能です。

AnyONE|現場から経営までトータルサポート

AnyONE
【引用】AnyONE

導入企業2,700社超、顧客継続率94.6%を誇る業界屈指の工事・施工管理システムです。「主な機能」で紹介した9つの機能を網羅しており、現場から経営まで建設業の業務をトータルサポートします。

帳票作成では、売上一覧から入金予定一覧まで数百種類の帳票をカバー。ワンクリックで出力可能です。またエクセルとの親和性が高く、エクセルとの間でコピー&ペーストもおこなえます。

アフター管理では、定期点検・アフターメンテナンスの予定日を数十年先までアラーム設定できます。設備機器で細かく検索することもでき、メーカーのリコール対応も万全です。

ちなみに、導入時には基本的な情報の登録作業や、導入サポート研修が付いています。「導入したものの、動かし方がわからない」という事態に陥らないよう操作を中心にサポートします。

導入費用
  • 初期費用 要相談
    (※サーバ設定・導入サポート研修付き)
  • 月額利用料 1.8万円〜

【参考】AnyONE

建て役者|顧客情報をまるごと管理

建て役者|顧客情報をまるごと管理
【引用】建て役者

顧客情報を中心に、必要な情報を集約できるシステムです。

案件の進捗状況や入金状況をアラームとともに把握したり、過去の見積りデータを引用・参考にして見積書を作成できます。

工程表はガントチャートを採用。実行予算をベースとした発注書の作成や、案件ごとの定期点検・アフター管理も可能です。

さらに、システム上で集約した情報(新顧客の流入ルート、契約規模、部位別の工事依頼など)を、グラフとして見える化できます。

導入費用
  • 基本機能がそろったベーシックプラン
  • 初期費用 24万円
  • 月額利用料 36,000円〜

【参考】建て役者

ダンドリワーク|横断工程表も使える

ダンドリワーク|横断工程表も使える
【引用】ダンドリワーク

顧客や現場の基本情報をカバーしているシステムです。

工程表の管理では、「横断工程表」として会社全体の工事進捗がわかり、ガントチャートではなくカレンダー式を採用しています。

現場写真をスマートフォンで撮影し、その場でシステムにアップロード可能です。ちなみに、写真にコメントもできます。

また各現場の入退場を登録できます。オプションとして、残業・深夜手当てなどの臨時賃金を各現場で管理できます。

導入費用
  • 初期費用 10万円
  • 月額利用料 19,800万円〜

【参考】ダンドリワーク

ANDPAD|オプションが充実

ANDPAD|オプションが充実
【引用】ANDPAD

営業や工程表、日報、現場資料などの基本的な管理ができるシステムです。現場で撮影した写真をシステムにアップロードできたり、工程表を「横断工程表」で管理できます。

さまざまなオプション機能を用意しています(※有料の可能性あり)。

営業・経理担当者のタスクを管理できる「社内タスク管理」、検査内容を記録する「検査」、案件情報と紐づけられる「見積作成」、定期点検やメンテナンスを管理する「OB点検・メンテナンス管理」などがあります。

導入費用
  • ベーシックプラン
  • 初期費用 10万円
    (※導入サポート研修は別途10万円/回)
  • 月額利用料 6万円〜

【参考】ANDPAD

e2 movE工事管理|建築業全般をカバー

e2 movE工事管理|建築業全般をカバー
【引用】e2 movE

「e2 movE」は建設業全般に対応したシステムです。

「e2 movE 工事」「e2 movE 販売」「e2 movE 支払」「e2 movE 会計」などでシリーズ化されています。

会計・経理面に強く、収益性の実態把握に役立ちます。

またこれらの機能を要望に応じてカスタマイズでき、企業課題に合ったシステムを構築できます。

導入費用
  • 初期費用 要相談
  • 月額利用料 要相談

まとめ

企業に最適な工事・施工管理システムを導入すれば、あらゆる情報をリアルタイムで確認でき、労働環境の改善につながります。

働き方改革やDX化に取り組むためにも、まずは導入を検討してはどうでしょうか。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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