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建設業の見積り書とは?記載項目や作り方・おすすめ見積りソフト7選

建設業において見積り書は、工事受注のために必ず作成する重要書類です。

しかし見積り書は記載条項が多く、作成や管理に時間が掛かってしまうため、精度の高い見積り書を作成はとても難しいといえます。

本記事では建設業の見積り書と役割、そして建設業の見積り書の書き方と作成方法、おすすめの見積り作成ソフトを紹介します。

本記事は下記のような方におすすめです
  • 見積り書作成に時間がかかっている
  • 見積り書作成をエクセルでおこなっているが、システムに切り替えたい
  • 見積り作成の概要と必須の記載事項を確認したい

建設業の見積り書とは?役割を解説

建設業の見積り書と役割

建設業の見積り書と役割を解説します。

建設業の見積り書と役割
  • 工事内容と条件の明記
  • 顧客との合意形成
  • トラブル防止

見積り作成をおこなう前に、しっかり概要や役割を認識してから作りましょう。

工事内容と条件の明記

建設業の見積り書は、工事内容と工事をおこなう条件を明記した書類です。

具体的な工事の内容と金額などを記載して提出し顧客が発注するかどうか判断するために使われます。

建設業は施工費用も高額なため、見積り書は合意形成するための重要な書類です。

顧客との合意形成

建設業において見積り書は、顧客との合意形成において重要な役割を持ちます。

顧客に対して、どのような工事をどの程度の費用がかかる旨を詳細に明示し、顧客が諸条件を確認した上で、発注判断を下せるからです。

見積り書には、施工の資材や機材によって変動しやすい建設業界の費用相場を事前に確認でき、顧客が安心して発注できるようにする役割があります。

トラブル防止

見積り書を詳細に記載して提示しておくことは、トラブル防止にもつながります。

施工が終わり、請求書を発行した際に「聞いていた話と違う」「思ったより高い」などとトラブルになるケースがありますが、原因は見積りが甘いことです。

詳細な見積り書を事前に提示して合意を得ておくことで、契約のトラブルを防げるでしょう。

建設業の見積り書の作り方

建設業の見積り書の書き方

建設業における見積り書の書き方について解説します。

建設業の見積り書の書き方
  • 「表紙」「内訳書」「条件書」で構成
  • 日付を明示
  • 複数階層で詳細を記載

見積りの構成や必須条項を理解し、適切な見積り書を作りましょう。

「表紙」「内訳書」「条件書」で構成

国土交通省による「公共建築工事見積標準書式(建築工事編)(令和4年改定)」には、見積り書は下記の3部で構成されるように明記されています。

見積り書の構成
  • 表紙
  • 内訳書
  • 条件書

表紙は施主の名称や自社の情報、見積り金額の合計や工事の概要を記載します。

内訳書は工事の内容を複数階層に分けて詳細に記載し、どの工事にいくらかかるかを明確にするための書類です。

条件書には、以下の項目を記載するよう「建設業法第19条」に定められています。

条件書に記載する内容
  • 工事内容
  • 請負代金の額
  • 工事着手の時期及び工事完成の時期
  • 工事を施工しない日又は時間帯の定めをするときは、その内容
  • 請負代金の全部又は一部の前金払又は出来形部分に対する支払の定めをするときは、その支払の時期及び方法
  • 当事者の一方から設計変更又は工事着手の延期若しくは工事の全部若しくは一部の中止の申出があつた場合における工期の変更、請負代金の額の変更又は損害の負担及びそれらの額の算定方法に関する定め
  • 天災その他不可抗力による工期の変更又は損害の負担及びその額の算定方法に関する定め
  • 価格等(物価統制令(昭和二十一年勅令第百十八号)第二条に規定する価格等をいう。)の変動若しくは変更に基づく請負代金の額又は工事内容の変更
  • 工事の施工により第三者が損害を受けた場合における賠償金の負担に関する定め
  • 注文者が工事に使用する資材を提供し、又は建設機械その他の機械を貸与するときは、その内容及び方法に関する定め
  • 注文者が工事の全部又は一部の完成を確認するための検査の時期及び方法並びに引渡しの時期
  • 工事完成後における請負代金の支払の時期及び方法
  • 工事の目的物が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合におけるその不適合を担保すべき責任又は当該責任の履行に関して講ずべき保証保険契約の締結その他の措置に関する定めをするときは、その内容
  • 各当事者の履行の遅滞その他債務の不履行の場合における遅延利息、違約金その他の損害金
  • 契約に関する紛争の解決方法
  • その他国土交通省令で定める事項

【引用】建設業法第19条e-gov法令検索

また、条件書に記載される工事内容には以下の項目が含まれなければなりません。

条件書に記載する工事内容
  1. 工事名称
  2. 施工場所
  3. 設計図書(数量等を含む)
  4. 下請工事の責任施工範囲
  5. 下請工事の工程及び下請工事を含む工事の全体工程
  6. 見積条件及び他工種との関係部位、特殊部分に関する事項
  7. 施工環境、施工制約に関する事項
  8. 材料費、労働災害防止対策、建設副産物(建設発生土等の再生資源及び産業廃棄物)の運搬及び処理に係る元請下請間の費用負担区分に関する事項

【引用】建設業法令遵守ガイドライン(第9版)-国土交通省

法律で定められた項目のため、抜けのないよう記載しましょう。

日付を明示

見積り書には必ず日付を明示し、つの段階ででた見積りなのか明らかにしておく必要があります。

工事に使用する機材や資材の価格は常に変動しており、見積りと実際の請求額に差額が出ることはよくあるからです。

また仮に施工中に条件変更があった場合に、どの時点から内容が変わったかを明確に示す証拠となります。

ビジネスの信用性を担保するためにも、必ず日付を正確に入力しましょう。

複数階層で詳細を記載

見積り書は複数階層で詳細に記載します。

工事の内容と単価、合計額を記載するほかにも、法定福利費も含めるのを忘れないようにしましょう。

健康保険法や労働基準法、厚生年金保険法といった法律や法令によって、法定福利費は企業側が負担しなければなりません。

【引用】公共建築工事見積標準書式(建築工事編)(令和4年改定)

国土交通省による「公共建築工事見積標準書式(建築工事編)(令和4年改定)」の一部を抜粋します。

内訳書の詳細の一部に、法定福利費を記載し、事業主負担額や保険の種類を記載しておきましょう。

建設業の見積り書で特に重要な内訳の書き方

建設業の見積り書で特に重要な内訳の書き方

建設業の見積り書で特に重要なのは、内訳です。

内訳をざっくりと「一式」などとまとめる業者がいますが、建設に知識がない施主にとっては、費用を誤魔化されているのではと不安を覚える一因となります。

建設業の見積り書の中でも、内訳明細書は説明書の役割を果たします。

施主へのわかりやすさを考えたうえで、項目を記載してください。

内訳書は理解しやすさを重視

建設業における見積り書は、知識のない方が見ても意味がわからないことが多いです。

たとえば、「躯体工事」と書かれていても、その工事の内容が施主に理解できない事態も起こり得ます。

内訳書に専門用語を記載するのは仕方がありませんが、付箋などをつけて「躯体工事とは…」などと付け加えたり、備考の部分に説明を加えると施主に疑問を与えず見積り書の内容確認に集中できるでしょう。

内訳書の記載項目

建設業の見積り書の明細部分をどのように記載するか、内訳書の項目を解説します。

工事の内訳明細書

上記は内訳明細書の一例です。

この内訳明細書に含まれる項目について説明します。

  • 内容…見積り書の項目名
  • 数量…項目ごとの数量
  • 単位…個・本、期間など
  • 単価…項目の単価
  • 見積金額…項目ごとの合計額
  • 備考…補足事項。項目の説明を書いても良い。

例として、仮設工事についての内訳書を作ってみましょう。

〇〇内容数量単位単価見積金額備考
仮設工事一式
養生費117,500
仮設トイレ130,000
清掃・片付け3450017,000
その他現場経費125,000

上記のように一番上に項目を入れて、その下にかかった費用を細かく分けて、階層式で記載しましょう。

諸経費の書き方

見積り書の諸経費とは、現場経費と一般経費の合計額です。

厳密には工事に必要な経費の中から、工事費を差し引いた額を意味します。

見積額の5〜10%が目安とされていますが、工事によっては諸経費が高くなる場合もあるでしょう。

その場合は工事の完了に経費が必要な旨を施主へ説明し、理解を得ることが大切です。

諸経費を記載する際は「諸経費一式」などとせず、何にいくらかかったかを、明確に記載しましょう。

建設業の見積り書を作成・管理する方法

建設業の見積り書を作成・管理する方法

建設業の見積り書を作成・管理する方法は2つあります。

建設業の見積り書を作成・管理する方法
  • 見積りソフトの使用
  • エクセル(テンプレート)の使用

現在、手作業で見積り書を作成している企業は少なくなっていますが、新たに管理方法を見直したい方は参考にしてください。

見積りソフトの使用

建設業の見積り書は、見積りソフトを使用して作ると良いでしょう。

見積り書は記載項目が多く、計算も複雑になりがちなため、システムで自動計算する方がミスなく作成できます。

見積りソフトは所定のテンプレートを使用するため、クオリティにばらつきが出ません。

また、過去の見積りを引用できる機能があるため、ミスや過去の見積りとの相違が出づらいです。

システム上で見積りを参考に契約書を作成できるシステムを使用すれば、契約締結作業も効率化します。

ミスなく効率よく見積り書を作成・管理したいなら、見積りソフトを使用しましょう。

エクセル(テンプレート)の使用

建設業の見積り書はエクセルでも作成できます。

エクセルは表計算ソフトのため、計算式を入れて自動計算する機能に優れているからです。

現時点で自社でオフィスソフトを使っている企業は、導入する手間やコストを抑えて見積り作成ができます。

ただし、エクセルはあくまで見積り書を作成するだけであり、管理については別途考案する必要があるでしょう。

まずはエクセルから見積り書作成を始めたい方は、「AnyONE」が提供している便利なエクセルテンプレートを使用するのがおすすめです。

建設業の見積り書を作成できるおすすめソフト

建設業の見積り書を作成できるおすすめソフトを7つ紹介します。

製品名AnyONE
AnyONE
建設業向け管理システムアイピアアイピア
kensuke Neo
建築みつも郎17
建築みつも郎
みつもり主任
みつもり主任
建設BALENA建設BALENA
見積WING
評価
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2,5 / 5.0)
補助金・助成金2024年対応2023年対応2023年対応掲載なし2023年対応2022年は対応掲載なし
料金お問い合わせ・初期費用12万円~51万円
・最低月額利用料金1万円~3万円
・ユーザー追加2,000円/1ユーザー
お問い合わせ本体価格80,000円+消費税お問い合わせお問い合わせお問い合わせ
デモ無料体験デモ無料体験デモ掲載なし掲載なし掲載なし無料サンプル版掲載なし
基本機能数8184111386
スマホアプリありなし
(スマホからの使用は可能)
なしなしなしなし
(スマホからの使用は可能)
なし
他ソフトとの連携あり
(エクセルやCSV形式データの引き継ぎも可能)
ありエクセルからのデータインポート可能あり
(原価管理ソフトや表計算ソフトなど)
あり
(せきさん係長
アーキトレンドZ
など)
あり
(エクセルやCSV形式データの引き継ぎも可能)
エクセル単価マスタ
取り込み
オプション
カスタマイズ
・各種帳票カスタマイズ
・エクセル修正レクチャー
カスタマイズ可能
(別途有償対応)
あり印刷機能の書式カスタマイズあり掲載なしカスタマイズ可能
(別途有償対応)
あり
アフターサポート・無料ヘルプデスク
・バージョンアップ(自動配信)
・オンライン打ち合わせ
・追加講習
・メール/電話
・動画マニュアル
・リモート研修
リモートサポート
最新OS対応
定期的なバージョンアップ
・サポート情報検索
・画像付きサポートページ
掲載なし・電話やチャットワーク等
・遠隔操作サービス
掲載なし
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※各社公式サイトの情報をもとに、「建設現場の知恵袋」が作成。
内容の正確性、適切性、最新性および完全性を保証するものではありません。
※ロゴおよび商標に関する権利は、個々の権利所有者に帰属します。
※掲載に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

操作しやすい見積り作成ソフト

画面が見やすく操作が簡単な見積り作成ソフトを紹介します。

AnyONE

AnyONE
【引用】AnyONE

AnyONEは、工務店向けに作られたソフトです。

主な機能・サービス
  • 複数階層の詳細な見積り作成
  • 資材や機材単価を一括更新
  • 過去の見積りデータの引用
  • システムからのワンクリック印刷
  • 工事原価マスタ登録
  • エクセルからのコピーペースト機能
  • 帳票発行状況の可視化
  • 実行予算管理
  • 契約書作成

操作感がエクセルに似ているため、オフィスソフトに慣れた社員なら簡単に扱えるのが魅力です。

見積り作成も多機能な上に、契約締結作業や入出金管理、実行予算の管理までマルチに対応しています。

詳しくは、AnyONEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

最大350万円・導入コスト2/3補助のチャンス

アイピア

アイピア
【引用】アイピア

アイピアは、クラウド上で見積り作成や承認ができるソフトです。

PCが苦手な方でも使えるように設計されており、画面がシンプルで余計な情報を排除するデザインのため、ITツールに苦手意識の多い方でも使いやすいでしょう。

主な機能・サービス
  • 見積り作成
  • 帳票発行
  • 顧客情報登録
  • 単価マスタ登録
  • 過去の見積り情報のインポート・引用

見積り作成においては、過去情報の引用やデータ登録が可能で、効率的に複数階層の見積り書を作成できます。

詳しくは、アイピアの機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご覧ください。

kensuke Neo

Kensuke Neo
【引用】kensuke Neo

kensuke Neoは、地方ゼネコンでの導入実績1,000社以上を誇る見積り書作成ソフトです。

操作性はエクセルに似ており、日頃からOfficeソフトに親しんでいる工務店や建設事業者の方なら、すぐに操作に慣れて使いこなせるでしょう。

過去の見積もりデータを引用しての見積もり作成も可能で、過去の見積書をエクセルからインポートも簡単にできるため、無駄なくデータを有効活用できます。

原則社内サーバーでの一元管理となるため、外部からのアクセスはできませんが、セキュリティが盤石で安心して利用できる点が特徴です。

主な機能・サービス
  • パソコンで利用可能
  • 社内サーバで一元管理
  • 見積りデータの取り込み・編集
  • 総括表や工種表、工種内訳、内内訳書、対比表、粗利表などの見積り書を作成
  • 7階層まで階層化
  • リモートでサポート対応
  • 無料で何度でも操作指導

詳しく『Kensuke Neo』の機能について知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。

建築みつも郎

建築みつも郎
【引用】建築みつも郎

建築みつも郎は、大規模工事向けの見積り作成ソフトです。

画面がシンプルでWindowsのUIをもとにしているため、非常に見やすく操作しやすいのが特徴。

主な機能・サービス
  • 自動分類マスタ
  • 見積り書の入力項目のテンプレート化
  • 単価や名称マスタの一括更新
  • 5画面の同時編集

使いやすさにこだわって作られたソフトで、入力規則の設定なども可能でミスなく見積り作成ができます。

環境によっては99画面まで見積り編集が可能で、過去に作成した見積りの参照も容易です。

詳しくは、建築みつも郎の機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご確認ください。

外部からアクセスできる見積り作成ソフト

外部からアクセスできる見積り作成ソフトを3つ紹介します。

みつもり主任

【引用】みつもり主任

みつもり主任は、クラウドですべての情報を集積して管理できる見積作成ソフトです。

営業が外部からモバイル端末で情報を閲覧でき、打ち合わせや情報を確認して商談に活かせます。

主な機能・サービス
  • 複数階層の見積り作成
  • 過去の見積りデータの引用
  • 実行予算管理
  • 注文書作成
  • 見積りへの写真の貼り付け
  • 見積りへの独自計算式埋め込み

見積り書作成をクラウド上で作成、承認できるため、帳票の承認作業も効率化します。

過去データの引用や実行予算管理にもデータを連携できるなど、豊富な機能を兼ね備えたクラウド型見積りソフトです。

詳しくは、みつもり主任の機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご確認ください。

AnyONE

AnyONE
【引用】AnyONE

AnyONEは、クラウド上にデータを蓄積する建設業向け見積りソフトです。

アプリ版を提供しているため、モバイル端末からも快適に見積りデータにアクセスできます。

主な機能・サービス
  • 複数階層の詳細な見積り作成
  • 資材や機材単価を一括更新
  • 過去の見積りデータの引用
  • システムからのワンクリック印刷
  • 工事原価マスタ登録
  • エクセルからのコピーペースト機能
  • 帳票発行状況の可視化
  • 実行予算管理
  • 契約書作成

操作性がよく画面も見やすいため、外出先からでも快適にデータを閲覧可能です。

また営業支援や契約書情報も同じシステムで参照できるため、情報をリアルタイムで共有する機能にも優れています。

現状エクセルで見積りを管理している工務店の方は、テンプレートを試しに使用し、使いやすいと感じればシステムを導入するのがおすすめです。

詳しくは、AnyONEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

最大350万円・導入コスト2/3補助のチャンス

建設BALENA

建設BALENA
【引用】建設BALENA

建設BALENAは、見積り作成をクラウド上でおこなえる見積りソフトです。

モバイル端末からデータにアクセスでき、見積り作成作業がどこからでもおこなえるようになるのが特徴。

主な機能・サービス
  • 工事台帳の作成・管理
  • 顧客マスタ登録
  • 見積り書・請求書の自動作成
  • 複数階層の見積り作成
  • 入出金管理

建設BALENAは工事台帳をひとつのシステムで統合管理するため、見積り書の自動作成が可能です。

複数階層の設定ももちろん可能で、顧客マスタ管理もできるため情報入力もシステムでオートメーション化できます。

入出金管理も可能なため、見積り書をもとにした発注書や請求書の管理も効率化するでしょう。

詳しくは、建築BALENAの機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご確認ください。

建設業の見積り書に関するQ&A

建設業の見積り書に関するQ&A

最後に建設業の見積り書に関するよくある質問に回答します。

建設業法で見積り書の作成は義務ですか?

見積り書の作成は建設業法の義務です。厳密にいうと注文社からの請求があった場合は見積書を発行しなければなりません。仮に請求がない場合でも、トラブルを避けるためにも見積書は発行した方が良いでしょう。

見積依頼書は義務ですか?

見積り依頼書の発行は義務ではありませんが、もしも下請けが見積りをくれないなどの場合は、請求した方が良いでしょう。金額や工事内容の認識にずれが生じると、後々大きなトラブルに発生するリスクがあるためです。

まとめ

建設業の見積り書は、クライアントとの合意形成やトラブル防止のために欠かせません。

精度が高い見積りを作り適切な管理をおこなうためにも、システムの導入をおすすめします。

本記事では、7つの建設業向け見積りソフトを紹介しましたが、まだ決めかねている方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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