使えるくらうど建築見積V2は、建設業向けのクラウド型見積書作成・管理システムです。
手間のかかる建設業の見積書作成業務を効率化するための機能が揃っており、見積書作成に割く時間を削減できます。
またPCが苦手な方でも簡単に操作できるように設計されているため、使用者を選びません。
本記事では、建設業の見積書作成・管理を効率化できる使えるくらうど建築見積V2の機能や特徴を解説します。
目次
使えるくらうど建築見積V2とは?
使えるくらうど建築見積V2は、建設業向けのクラウド型見積書作成・管理システムです。
階層見積りに対応しており、住宅施工から大規模現場で使用できます。
また見積書作成や管理以外にも、原価把握・実行予算管理をおこなえ、工事に関するお金の流れを1つのシステムで把握が可能です。
PCが苦手な方でも迷わずに使用できる画面設計となっており、使用者を選びません。
さらにクラウドシステムのため、インターネット環境が整っていれば、場所や時間を問わず見積書の作成・共有をおこなえます。
会社概要
アサクラソフト株式会社は、平成8年8月8日に設立されました。
使えるくらうど建築見積V2以外にも、さまざまなシステムを開発しており、建設業向けでは「使えるくらうど工事台帳V3」「使えるくらうど勤怠管理for建設業V3」があります。
会社概要は以下を参照ください。
社名 | アサクラソフト 株式会社 |
所在地 | 〒708-0814 岡山県 津山市東一宮51−1 [TEL] 0868-27ー7266 [FAX] 0868-27-7302 |
設立年月日 | 平成8年8月8日 |
資本金 | 3,800万円 |
代表者 | 代表取締役 浅倉 鉄平 |
事業内容 | CMS開発・販売 クラウド型データベースシステム開発・販売 建設業向けソフトウェア開発・販売 |
取引銀行 | 広島銀行津山支店、中国銀行津山支店 |
URL | https://asakurasoft.co.jp/ |
使えるくらうど建築見積V2の機能

建設業向けの見積書作成ソフトを探している方に「使えるくらうど建築見積V2」の機能を下記10個紹介します。
時間と場所を選ばない見積書作成
クラウドシステムのため、外出中や移動時間中に見積書作成や確認をおこなえます。
社外でも使用できるため、テレワークにも対応が可能です。
また事前に登録した明細マスタから明細を選択するだけで、項目が自動入力されるため誰でも簡単に見積書を作成できます。
さらに以下のようなエクセルと似た操作感を持っているため、エクセルを操作したことのある方であれば、操作に迷うことはありません。
- Enterキーでのカーソル移動
- ドラック&ドロップでの行移動
見積書の出力は、PDFとエクセルどちらにも対応しており、会社ごとの業務フローに合わせて選択できます。
最大5階層まで対応

最大5階層まで対応しており、小規模現場から大規模現場まで活用できます。
階層機能を活用すると、工事の構成や工事費・材料費などが把握しやすくなり、視認性の高い見積の作成が可能です。
さらに各階層ごとに分かれた見積書をPDFとして出力できます。
階層ごとの合計金額が表示されるため、工事区分や工種ごとの費用が一目で把握が可能です。
単価・諸経費の一括修正
単価や諸経費の修正は一括でおこなえます。
単価に対しての掛け率の修正は「選択した明細ごとの修正」や「見積り全体の修正」どちらも対応可能です。
修正は以下の2つの操作を、おこなうだけで完結します。
- 修正対象と単価を選択する
- 掛け率を入力する
また、修正した単価に対して「単価の桁」と「端数の丸め処理方法」をそれぞれ設定が可能です。
諸経費や出征値引きは「任意の金額」や「合計見積金額に対してのパーセント入力」どちらにも対応しています。
原価把握・実行予算管理

見積書作成時は原価が表示されるため、常に原価を把握の可能です。
加えて利益率も表示されるため、見積書作成段階から利益を意識でき、正確な実行予算管理につながります。
歩掛・労務費算出

明細ごとに歩掛係数を設定可能です。
また明細に対する歩掛係数は、明細マスタで事前に設定できます。
※最大4パターンまで設定可能です。
歩掛合計を労務費(人工比)の数量とすることで、効率的に労務費の算出ができます。
明細マスタ管理
明細はカテゴリを分けて管理します。
カテゴリ分けされていると、膨大な量の明細があっても管理が簡単です。
明細の検索は、カテゴリごとや明細全体のどちらからでもおこなえます。
過去の見積り活用
過去に作成した見積りを活用できます。
以下のような見積りを活用すると、必要項目を変更するだけで新しい見積りを作成可能です。
- 見積りの形式が近い
- 現場の規模が似ている
明細の必要な部分のみをコピーすることも可能でです。
過去の見積りを活用すると、新入社員など経験の浅い担当者でも精度の高い見積りを作成できます。
受発注管理
作成した見積りデータから受注一覧表を作成できます。
受注一覧表は、以下の項目を一目で各案件ごとに確認可能です。
- 見積り金額
- 実行金額
- 粗利
- 利益率
また見積り作成時に仕入先を指定すると、発注書を自動で発行できます。
グループウェア(オプション)
グループウェアでは、社内の業務連絡を効率化できる以下の機能が備わっています。
- 社内回覧
- 会議室機能
- お知らせ機能
- チャット機能
閲覧チェックやコメントの書き込みをおこなえるため、確実な情報共有を実現します。
※グループウェアはオプションです。
売上管理(オプション)
見積りデータをもとに、請求書を作成できます。
また請求先元帳で入金状況の管理もおこなうことも可能です。
さらに請求書は、インボイス制度に対応した「適格請求書」形式で作成できます。
インボイス制度の詳しい内容や影響について知りたい方は、詳しく解説した記事をご確認ください。
※売上管理はオプションです。
使えるくらうど建築見積V2の特徴

使えるくらうど建築見積V2の特徴は以下の3つです。
クラウド機能
クラウド上にデータでデータを管理するため、場所と時間を選ばずに見積り作成や実行予算作成をおこなえます。
事務所以外でも業務をおこなえるため、外出中の空き時間や移動時間の有効活用が可能です。
自宅でも作業ができるため、テレワークなどの働き方改革に対応でき、優秀な社員の離職防止につながります。
建設業界の離職率が高い原因については、詳しく解説した記事をご確認ください。
エクセルとの親和性
エクセルとの親和性が高いため、過去エクセルで作成した見積りが無駄になりません。
例えば、エクセルで作成した見積書レイアウトを取り込むことで、システム上でも同じレイアウトの見積書を作成できます。
簡単な操作性
PCに苦手意識のある方でも、簡単に操作できる設計となっています。
エクセルは機能が豊富なため、担当者のスキルや知識によって業務の生産性に差が生まれやすいです。
例えば、関数やマクロの知識があると業務を自動化することも可能で、人力での作業をなくすこともできます。
使えるくらうど建築見積V2を活用すると、簡単な操作で見積書を作成できるため、PCが苦手でも簡単操作で見積書を効率的に作成可能です。
使えるくらうど建築見積V2の料金

使えるくらうど建築見積V2の料金は、公式サイトに記載されていませんでした。
料金が気になる方は、公式サイトよりお問い合わせください。
使えるくらうど建築見積V2導入の流れ

公式サイトに導入の流れに関する説明はありませんでした。
導入の流れを知りたい方は、公式サイトよりお問い合わせください。
使えるくらうど建築見積V2利用者の本音をチェック!

使えるくらうど建築見積V2を利用している方の口コミは、ありませんでした。
あまりメジャーなシステムでは、ないのかもしれません
利用者の声を知りたい方は、システム提供会社にお問い合わせください。
結論:使えるくらうど建築見積V2の総合評価は★★★☆☆
使えるくらうど建築見積V2は、見積書作成を効率化できる機能が揃っています。
また操作方法が簡単で、PCが苦手な方でも見積書作成業務の効率化が可能です。
またエクセルとの親和性が高く、過去にエクセルで作成した見積りデータが無駄になりません。
さらにクラウド上でデータを管理するため、社内外どこでも見積書の作成・共有・確認をおこなえます。
ただし使えるくらうど建築見積V2は、公式サイトの情報では以下の3点がわからないことは注意しましょう。
- 料金
- 導入の流れ
- 利用者の口コミ
まとめ
本記事では、使えるくらうど建築見積V2の機能や特徴について解説しました。
使えるくらうど建築見積V2は、複数階層の対応や単価・諸経費の一括修正など見積り作成を効率化できる機能が揃っています。
実行予算管理や請求書の出力など、見積書作成以外の業務をおこなるため大変便利です。
またクラウドの活用で、場所を問わず業務をおこなえるため、テレワークなどの働き方改革に対応できます。
便利な機能が揃っている使えるくらうど建築見積V2ですが、工程表の作成やアフター管理などの工務店に必須の業務はおこなえません。
工務店に必須の業務全般を効率化したい場合は、建設業向けの業務管理システムの導入をお勧めします。