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工事管理システムとは?業務効率が上がる工事管理システム7選

工事管理システムは、工事の受発注から請求管理まで一括しておこなえるシステムです。

非常に便利ですが、高機能でリリースされている数が多いため、選びきれないと困っている方もいるでしょう。

この記事では、工事管理システムの概要とシステム選びのポイント、工事管理システムを厳選した上で比較した結果と、特におすすめのシステムを5つ紹介しています。

この記事はこんな人におすすめです
  • 工事管理システムがよくわからない
  • システム導入を検討しているが決め手に欠ける
  • 現場作業だけでなく事務作業も軽減したい
  • アプリの性能を重視して工事管理システムを選びたい

工事管理システムとは?

工事管理システムとは?

工事管理システムとは、工事の受発注や進捗管理、売上金の回収まで一括しておこなえる管理システムです。

工事に関する業務を効率化し、ミスなく適切な納期で工事を進めることをサポートします。

工事管理システムがなければ、それぞれの部門で独立したシステムを使わなければなりません。複数システムが社内に乱立すると、情報共有の連携漏れが生じてかえって業務の効率が悪くなる可能性があります。

工事に関する情報を一元管理して、各部署で連携できる工事管理システムを導入すれば、工事自体もそれにかかる業務も効率良く済ませられるでしょう。

工事管理システムを選ぶポイント

工事管理システムを選ぶポイント

工事管理システムを選ぶポイントは以下の4つです。

工事管理システムを選ぶポイント
  • 自社の工事の情報を一元管理できる機能
  • 報告・連絡・相談の迅速化
  • 現場の作業進捗の把握
  • 作業効率の向上

初めて工事管理システムを選ぶ方は、この4つのポイントを参考にして探してください。

自社の工事の情報を一元管理できåる機能

工事管理システムを選ぶ際は、自社の工事情報を一元管理できるかどうかをチェックしましょう。

工程表だけ作れても、図面や資料が閲覧できなければ工事現場で不便です。

また、請求管理なども一括でおこないたい場合は、見積り・請求作成、さらに回収業務もおこなえるシステムを探す必要があります。

自社の工事範囲や業務をすべて管理できるかどうかを軸にして、工事管理システムを選んでください。

報告・連絡・相談の迅速化

工事管理システムは、現場作業担当との連携がスムーズにできるかどうかも考えましょう。

例えば、現場からの報告や連絡を、アプリのチャットや掲示板機能などで共有できると便利です。

従来は電話での報告が主流でしたが、時間が取られる上に作業中、携帯を触ることはリスク管理の面でも推奨できません。

リアルタイムで情報を共有でき、気軽に連絡が取れる機能を搭載している工事管理システムを選びましょう。

現場の作業進捗の把握

現場監督と作業員が、情報格差なく作業進捗を把握できる工程表も重要です。

工事管理システムを使用する全員が作業状況を認識し、意識を持って行動できます。

作業進捗の更新や修正が容易であり、なおかつ工程表をリアルタイムで共有できるものを選びましょう。

作業効率の向上

現場の作業のみならず、工事を管理する事務方の業務も効率化しましょう。

例えば現場監督の日報をアプリ上でおこなえるようにする、また請求管理や回収作業・消し込みが一括でできるものなら、事務担当への負荷が軽減します。

工事に関わるスタッフ全員にデモシステムを試してもらう、意見を聞くなどして工事に関わる全員の作業が楽になるシステムを選んでください。

工事管理システムを比較した総合結果

工事管理システムを比較した総合結果

工事管理システムを7つを選び、以下の6つの軸で比較した結果を表にまとめました。

※各業者とも公式サイトの情報を参考に、評価を付けています。(2022/4/24現在)

ソフト名標準機能操作性サポート体制カスタマイズセキュリティアプリ
AnyONE
ANDPAD
ダンドリワーク
アイピア
KANNA
現場ポケット
アラジンオフィス
◎…充実 ◯…対応可、標準的な充実度 △…充実度が◯より劣る ×…対応なし -…サービスページに記載なし 

総合評価で最もおすすめなのはAnyONE

8つの工事管理システムの中で、総合評価が最も高かった工事管理システムは「AnyONE」でした。

「AnyONE」は施工管理だけでなく、工務店の業務を丸ごと管理できるマルチツールです。

ひとり親方から中規模の工務店まで幅広く導入され、その実績は2,700以上。

導入実績が多く、なおかつ工務店向けに作られているためも使いやすく、効率的に作業をおこなえる工事管理システムといえるでしょう。

項目・分野別に選ぶ工事管理システム

項目・分野別に選ぶ工事管理システム

次に、以下の項目と分野に分けて工事管理システムを選びました。

項目・分野別に選ぶ工事管理システム
  • マルチな機能をもつシステムで選ぶ
  • 迅速な情報共有機能で選ぶ

それぞれのシステムの特徴やおすすめのポイントもまとめています。

工事管理システム選びの参考にしてください。

マルチな機能をもつシステムで選ぶ

マルチな機能をもつ工事管理システムは以下の3つです。

ソフト名サービスの特徴
AnyONE・工務店向けに作られているため工事管理以外にもカバー範囲が広い
・工程表の作成・修正がワンタッチでできる
・施工管理以外にも、営業支援や会計範囲の業務も効率化する
アイピア・すべての情報を一元管理できるクラウド型システム
・図面や資料の紐付けなどもでき、現場作業員にもメリットが多い
ダンドリワーク・建設業界出身者が設計・作成した工事管理システム
・情報の一元管理と情報共有機能に優れている
・オプションでカスタマイズして機能を追加できる
【参考】各種サービスホームページ

AnyONE

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは、2,700社以上で導入されている実績のある工事管理システムです。

国土交通省公認の「第一回長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されたこともあります。

工程表の作成や修正も簡単で、使い心地がエクセルに似ており、非常に操作しやすいです。

AnyONEで使える機能は以下のとおりです。

AnyONEの機能
  • 顧客管理
  • 帳票管理
  • 工事管理
  • 物件管理
  • 実行予算管理
  • 支払い管理
  • 請求・入金管理
  • 図面・写真管理
  • アフター・メンテナンス管理

施工管理の業務をすべて管理でき、幅広い業務をカバーできるため、作業員だけでなく事務負荷も軽減するでしょう。

現在AnyONEでは、便利なエクセル無料テンプレートを公開しています。

まずはエクセルのテンプレートから取り入れる点もおすすめです。

アイピア

アイピア
【引用】アイピア

アイピアは、すべての情報をクラウド管理できるシステムです。

図面や資料などもアプリで見やすく設計されており、現場から資料や図面を見ながら作業ができます。

また、見積り作成から受発注機能、顧客情報も管理可能です。

外部からも日報や報告書の確認、承認ができるため、ワークフローが遅滞しがちな工務店・企業にもおすすめの工事管理システムといえます。

詳細はアイピアの機能や料金、口コミについて解説した記事をご覧ください。

ダンドリワーク

ダンドリワークは、建設業界出身者が作った工事管理システムです。

現場に関する情報を一元管理し、資料や掲示板機能も搭載していて、現場と事務所の連携に便利。

工程表作成や受発注機能はオプションで追加できるため、必要な機能のみ導入してコストを抑えられます。

ダンドリワークについて詳しく知りたい方は、ダンドリワークの口コミや機能、料金をまとめた記事を参考にしてください。

迅速な情報共有機能で選ぶ

ソフト名サービスの特徴
AnyONE・アプリバージョンがあり、事務所で更新した情報を素早く共有できる
・図面・資料などを工程表を一元管理し、外部から閲覧できる
・工程表などをアプリで閲覧して進捗管理が簡単にできる
ANDPAD・クラウド上にすべてのデータを保管できる
・アプリで工程表や日報作成、図面の確認などが可能
・オプションで経理・事務作業の効率化機能を追加できる
現場ポケット・安価で利用できる
・アプリの機能が充実しており、情報の閲覧・操作などが外部から簡単におこなえる
・直感的に操作できるアプリのためITリテラシーの低い社員も安心して利用できる
【参考】各種サービスホームページ 

AnyONE

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは、PCのみならずアプリからも情報の閲覧ができます。

事務所で更新した工程表や情報、資料などを、迅速に共有できる点がポイントです。

現場から事務所へわざわざ帰らずとも情報が閲覧できるため、タイムロスも起こりません。

アプリがあれば、現場担当だけでなく、営業担当者やテレワークをしている社員への情報共有も促進できます。

ANDPAD 

ANDPAD
【引用】ANDPAD

ANDPADは、アプリで情報を一元管理できる建設用の工事管理システムです。

クラウド上にすべての情報が集約され、業務効率も上がります。

アプリで工程表や日報作成、図面の確認ができるため、事務作業の負担も軽減するでしょう。

また、オプションで経理や事務作業の効率化機能を追加できるなど、カスタマイズも豊富です。

ANDPADの口コミや料金、機能をまとめた記事も参考にしてください。

現場ポケット

現場ポケット
【引用】現場ポケット

現場ポケットは、アプリが非常に使いやすいと評判の工事管理システムです。

ITツールに苦手意識のある企業でも使いやすいアプリを意識しているため、アプリになじみがない世代も操作が簡単。

直感的に操作でき、工事現場の情報一覧を見て、自身の作業担当や進捗状況をリアルタイムで共有・確認できます。

詳しくは現場ポケットの機能や評判、口コミを解説している記事をご確認ください。

まとめ

工事管理システムは、工期を厳守し、生産性と業務効率を向上させるためのシステです。

数多くの建設業向けシステムがリリースされていますが、事前に現場の意見を聞き、トライアルをして選んでください。

機能面や予算面を検討した上で、それでも工事管理システムを決めかねている方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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