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施工管理クラウド7社比較!費用や機能は?

施工管理業務の効率をおこなうなら、クラウドの活用は必須となっています。

クラウドを活用して施工管理業務を効率化するならば、施工管理アプリの導入をおすすめです。

本記事では、クラウド施工管理システムの選び方とおすすめのシステムを7つ紹介します。

この記事は下記のような人におすすめです
  • システム選びで失敗したくない
  • おすすめのクラウド施工管理システムを知りたい
  • 現場のシステムに不満がある

クラウド対応可能な施工管理システムを選ぶポイント

クラウド対応可能な施工管理システムを選ぶポイント

クラウド施工管理システムは数多くあり「自社に合うアプリの選び方がわからない」と悩む方もいるでしょう。

ここでは最適なアプリを選ぶポイントを3つ紹介します。

クラウド施工管理システムを選ぶポイント
  • 解決したい課題に強みがあるか
  • どのくらい費用が掛かるのか
  • ITツールに苦手意識があっても使用できるか
  • セキュリティ体制は万全か

解決したい課題に強みがあるか

各社が提供しているアプリには、アプリごとに強みがあります。

アプリの強みと「解決したい問題「効率化したい業務」が噛み合っているのかを確認しましょう。

例えば「協力業者とのコミュニケーションに課題を抱えている」場合を考えてみます。

コミュニケーションを効率的におこなうためには、チャット機能や掲示板機能が有効です。
しかし、導入したアプリにチャット機能や掲示板機能が搭載されていないと、課題を解決できません。

目的に沿わないアプリを選んでしまうと、課題を解決できないだけではなく時間と費用も無駄になってしまいます。

アプリを選ぶ際は、アプリの強みが解決したい課題にあっているのか確認しましょう。

どのくらい費用が掛かるのか

クラウド対応可能な施工管理システムを選ぶ際には、費用の比較検討も重要です。

アプリによりますが導入すると、主に下記の費用が掛かってきます。

  • 初期導入費
  • システム利用料(月額・年額)
  • オプション費用
  • カスタマイズ費用
  • サポート料
  • メンテナンス費用

特にシステム利用料は、資金繰りに関わる部分のため複数のアプリとの検討が大切です。

また使用したい機能が、オプション扱いになっていないかも確認しましょう。
オプション扱いになっている場合追加費用が掛かるため、思わぬ出費となります。

ITツールに苦手意識があっても使用できるか

優れた操作性は、導入したアプリが業務に定着させる上で重要です。

便利な機能が備わっていても、操作性が悪く現場の方が使用しなければ意味はありません。

また操作性の悪いアプリは、業務効率を悪化させることもあります。

操作性の良いアプリを選ぶ際には「ITツールに苦手意識がある社員でも問題なく使用できるか」という視点を持ちましょう。

セキュリティ体制は万全か

アプリには、現場情報や社内外のやりとりなど重要情報が集約されるため、セキュリティをしっかりとおこなっているアプリを選びましょう。

セキュリティ対策の甘いアプリを使用し、情報漏洩してまうと顧客からの信頼を失ってしまい、その後の企業活動にも影響が出ます。

不要なトラブルを避けるためにも、セキュリティ対策をしっかりおこなっているアプリを選んでください。

クラウド施工管理システムを比較検討した結果

クラウド対応可能な施工管理システムを比較検討した結果

ここでは、7社が提供するクラウド施工管理システムを一覧表にして比較します。

システム導入時の参考にしてください。

※各業者とも公式サイトの情報を参考に、評価をつけています。(2022/2/19現在)

標準機能エクセル・CADとの親和性操作性カスタマイズセキュリティサポート体制
AnyONE
ANDPAD◯(CADの記載なし)
Photoruction
目視録
KANNA
テラ施工管理
Kizuku
◎…充実 ◯…対応可、標準的な充実度 △…充実度が◯より劣る ×…対応なし -…サービスページに記載なし

総合評価が高いクラウド施工管理システムは「AnyONE」

先程の表の中で総合的に最も高い評価を得ていたシステムは「AnyONE」でした。

AnyONEは、標準機能に施工管理をおこなう上で、不可欠な機能が揃っています。
他社のサービスでは、オプションで機能追加しなければならない機能が標準で搭載されているため余計なコストは掛かりません。

項目・分類別で見る!おすすめクラウド施工管理システム

項目・分類別で見る!おすすめクラウド施工管理システム

ここでは、下記2つの項目別・分類別におすすめのクラウド施工管理システムを紹介します。

項目・分類別で見る!おすすめクラウド施工管理システム
  • 住宅施工で活用できるシステムを選ぶ
  • 費用の低さで選ぶ

住宅施工で活用できるシステムを選ぶ

住宅施工に活用できるおすすめのクラウド施工管理システムは、下記の4つです。

サービス名サービス詳細
AnyONE・工務店業務全般に対応している
・大手から一人親方まで使用可能
・エクセルと似た操作性
ANDPAD・標準機能は施工管理を効率化する機能に特化している
・オプションを組み合わせると経営改善までおこなえる
・大規模現場から住宅施工まで使用できる
Photoruction・写真や図面管理に強みを持つサービス
・オンラインとオフラインどちらでも使用できる
・スーパーゼネコンから工務店まで使用可能
目視録・業務効率化と品質管理を同時におこなえる
・課題によって柔軟にカスタマイズ可能
・工務店やリフォーム会社などさまざまな会社で使用可能
【参考】各種サービスホームページ

AnyONE(エニワン)

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは、一度導入すると手放せなくなる業務効率化システムです。

工務店業務全般に対応しており、下記の機能でクラウドを使用した施工管理も可能です。

  • 外出中の情報共有
  • 現場ごとに写真やファイルの管理
  • 協力業者とのやりとり

現場に行かなくても施工管理をおこなえるため、移動時間などを削減でき業務効率化につながります。

また、パソコンで作成した工程表などはスマホからも確認できるため、情報確認のために帰社することがなくなるでしょう。

また大手から一人親方まで使用可能で、建設業界で働いている方なら誰でも活用できます。

またAnyONEはすぐに活用できるエクセルテンプレートを配布しています。
システムの導入前に、エクセルテンプレートを使用して社内業務の効率化を体験してはみてはいかがでしょうか。

AnyONE

ANDPAD(アンドパッド)

ANDPAD
【引用】ANDPAD

ANDPADは、施工管理業務を効率化する機能に特化しているシステムです。

写真や資料はクラウドで整理されるANDPADを開けば最新情報にアクセスできるため、メールやFAXで送る必要はありません。

チャットの活用で、現場状況の報告に電話・メール・FAXを使い分ける煩わしさから開放されるでしょう。
チャットでは、現場関係者に情報を一斉送信可能なため、情報の伝え漏れを防げます。

またオプション機能の活用で経営状況の改善もおこなえるため、大変便利です。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

Photoruction(フォトラクション)

Photoruction(フォトラクション)
【引用】Photoruction

Photoructionは、施工管理を効率化できるさまざまな機能を備えていますが、特に写真や図面管理に強みを持っています。

撮影した写真は即クラウドにアップされ、情報共有に手間が掛かりません。
また写真は、項目ごとに自動で分類されます。

スマホやタブレットがあれば、現場で大量の図面を持ち歩く必要はありません。
独自の技術でタイムラグなしで、大容量の図面も閲覧可能です。

現場で図面に注釈矢印を加えられ、指示出しや情報共有がスムーズとなります。

スーパーゼネコンから工務店まで使用でき、現場の規模に関係なく活用可能です。

詳しくは、Photoructionの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

目視録

目視録は、業務効率化と品質管理を同時におこなえます。

案件管理はクラウド上でおこなうため、目視録を使用していればリアルタイムで進捗状況を確認可能です。

写真の登録・閲覧・報告はスマホ一台でおこなえるため、ITが苦手な職人さんでも簡単に現場情報の共有ができます。

またオプション機能には、指摘写真と是正箇所写真の関係性を分かりやすく登録する機能があり、是正処理の結果が一目瞭然で判別可能です。

工務店やリフォーム会社などさまざまな会社で使用されており、住宅施工の現場に適したシステムといえます。

詳しくは、目視録の機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

費用の低さで選ぶ

費用を抑えることは、サービスを使い続ける上で重要です。

お試しで使用してみたい方にもおすすめのサービスを3つ紹介するため、参考にしてください。

サービス名サービス詳細
KANNA・標準機能を無料で使える「お試しプラン」あり
・標準機能を4つに厳選
・500社への導入実績あり
テラ施工管理・完全無料で使える施工管理アプリ
・施工管理に必要な機能が揃っている
・スマホだけで資料管理や報告書作成がおこなえる
Kizuku・月額22,000から使用可能
・標準機能は3つとシンプル
・オプション機能が充実
【参考】各種サービスホームページ

KANNA(カンナ)

KANNA(カンナ)
【引用】KANNA-株式会社アルダグラム

KANNAには、標準機能を無料で使える「お試しプラン」あります。

標準機能は下記の4つに厳選されています。

KANNAの標準機能
  • 案件管理
  • 写真・資料管理
  • チャット
  • 日報作成

機能が厳選されているため、シンプルな操作性でITが苦手でも操作に迷うことはないでしょう。

上位プランでは「カスタマイズ設定の代行」「セキュリティの強化」などおこなえます。

詳しくは、KANNAの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

テラ施工管理

テラ施工管理
【引用】テラ施工管理

テラ施工管理は、完全無料で使用できる施工管理アプリです。
他料金プランやオプション、サポート費用も無料で一切費用が発生しません。

スマホだけで、現場資料や情報管理、日報や報告書作成、社内外のコミュニケーションなどをおこなえます。

無料で個別面談をおこなっており、導入の際に生じる疑問や課題を気軽に相談可能です。

詳しくは、テラ施工管理の機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

Kizuku(キズク)

Kizuku
【引用】Kizuku

Kizukuは月額22,000から使用可能な、現場でのコミュニケーションを効率化するアプリです。

標準機能は下記3つとなっており、シンプルな操作性となっています。

Kizukuの標準機能
  • トーク
  • 図書共有・写真管理
  • 入退場管理

入退場管理は、現場にどの職人さんが入場しているのか簡単に把握できるため、大変便利です。
国土交通省が推進している「建設キャリアアップシステムCCUS」との連携もおこなえ、協力業者の処遇改善対策にも活用できます。

詳しくは、Kizukuの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

まとめ

本記事は、クラウド施工管理システムの選び方とおすすめのシステムを7つ紹介しました。

導入目的によって最適なシステムは異なります。

まずは自社の課題を洗い出し、課題を解決できる機能を持ったシステムを選択すると、システム導入の失敗を減らすことができます。

本記事の内容を参考に、最適なクラウド施工管理システムを導入に施工管理業務を効率化してください。

しかし「どのクラウド施工管理システムが良いか選べない」という方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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