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【工務店】建設DXとは?最適なアプリ7つ紹介

asian engineer worker working in construction site

近年、人手不足の解消や長時間労働防止のために、ITの力で建設業の働き方を改善する「建設業DX」が注目されています。

しかし「建設DXは聞いたことはあるが、意味を理解できていない」方も多いでしょう。

本記事では、建設DXの概要と対応できるアプリの選び方、おすすめアプリを7つ紹介します。

本記事は下記のような方におすすめです
  • 建設DXについて知りたい
  • 建設DXに対応したい
  • おすすめのアプリを知りたい

建設DXとは

建設DXとは

建設業DXとは、ITやデジタル技術を活用し非効率な建設業の業務プロセスを改善することです。

国土交通省によると、建設業は他産業と比べ労働生産性が低く、対策は急務となっています。

他産業の労働生産性は右肩上がりで向上していますが、建設業は10年間で横ばいとなっており労働生産性が向上していません。

建設業が低い労働生産性となっている原因は、非効率なアナログな業務です。

建設業全体でアナログな業務を下記の取り組みで、効率的な業務に変えていこうとしています。

  • 建設業に特化したアプリの導入
  • ICTの活用
  • BIM/CIMの導入

上記のような一連の取り組みが建設DXです。

建設DXに対応できるアプリを選ぶポイント

建設DXに対応できるアプリを選ぶポイント

建設DXに対応するとしても、取り組み方は複数あり「何から取り組んだら良いかわからない」と迷う方もいるでしょう。

初めて建設DXに取り組む方には、建設DXに対応したアプリの導入をおすすめします。

建設DXに対応したアプリは、非効率なアナログな業務をITやクラウドの活用で業務を効率化し、建設DXに取り組んだ効果を実感しやすいです。

初めて建設DXに対応したアプリを導入する方に向けて、アプリを選ぶポイントを下記5つ解説します。

建設DXに対応できるアプリを選ぶポイント
  • 機能
  • 費用
  • サポート体制
  • 操作性
  • バージョンアップの費用

機能

アプリに備わっている機能の確認をおこないましょう。

アプリにより搭載されている機能は異なるため、導入するアプリによっては業務を効率化できない可能性があります。

まずはアプリを検討する前に、自社に必要な機能や解決したい課題を明確にしましょう。

必要な機能や解決すべき課題を把握できてから、自社に合う機能を備えたアプリを選ぶことをおすすめします。

費用

アプリの導入費用や費用体系を確認しましょう。

アプリによって「月額課金型」「買い切り型」など、費用体系は異なるため注意が必要です。

また、月額課金型のアプリは導入費用が掛かる場合があり、導入時のサポート内容もアプリ提供会社によって変わります。

おすすめは「月額課金型で導入時のサポートが充実している」アプリです。

おすすめの理由は、下記を参照してください。

  • 買い切り型より初期費用を抑えられる
  • バージョンアップが無料の場合が多い
    ※買い切り型は、バージョンアップに対応していないことが多い
  • 導入時に問題が発生しづらい
    ※提供会社に導入をサポートしてもらえるため、自社でおこなう必要がない

サポート体制

どのアプリでもトラブルや不具合が発生する可能性があります。トラブル発生時でも安心して利用するために、サポート体制は確認しましょう。

不具合時のサポートは、主に「電話・メール」が多いです。

加えて、下記のサポートが用意されていると安心して使用できます。

  • 導入時の研修
  • エクセル・既存システムからのデータ移行

操作性

現場にアプリを定着される上で、操作性は重要です。

建設業界は、高齢化が進んでおりアプリなどのITツールに苦手意識を持つ方もいます。

操作の複雑なアプリを選んでしまうと、ITツールに苦手意識を持つ方は使用しない可能性が高いです。

そのため、直感的に操作できるアプリを選びましょう。

バージョンアップの費用

長期間使い続ける場合は、バージョンアップの費用も確認しましょう。

アプリにより、バージョンアップ費用が有料の場合があります。

バージョンアップが有料だと、法改正やルール変更の度に費用が掛かる可能性が高いです。

資金繰りに影響が出るため、バージョンアップ時の費用は確認しましょう。

おすすめの建設業アプリ7選

おすすめの建設業アプリ7選

建設DXに対応できるアプリは、さまざま提供されているため「どのアプリを導入すればよいかわからない」と悩む方もいるでしょう。

導入するアプリを決められない方に向けて、おすすめのアプリを7つ紹介します。

製品名AnyONE
AnyONE
ダンドリりワークダンドリりワークANDPAD施工管理ANDPAD施工管理
テラ施工管理

現場ポケット

GENBA Note
評価
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(2 / 5.0)
(2 / 5.0)
(2 / 5.0)
補助金・助成金2023年対応2023年対応2023年対応掲載なし掲載なし掲載なし
料金お問い合わせ初期費用20万円~
月額利用料19,800円/月~
お問い合わせ完全無料月額8,800円1ライセンス年260000
初期費用300000
デモ無料体験デモあり掲載なし無料無料体験セミナー30日間無料トライアル
基本機能数857643
スマホアプリありありありありなしあり
他ソフトとの連携あり
(エクセルやCSV形式データの引き継ぎも可能)
ありなし掲載なし掲載なし掲載なし
オプション
カスタマイズ
・各種帳票カスタマイズ
・エクセル修正レクチャー
オプション7機能あり他11製品(機能)あり掲載なし掲載なし7製品カスタマイズ可能
アフターサポート・無料ヘルプデスク
・バージョンアップ(自動配信)
・オンライン打ち合わせ
・追加講習
・チャット
・電話/WEBミーティング
・カスタマーサクセス
・スタマーサポート
掲載なし・サポートセンター
・オンラインの自社導入セミナー
操作マニュアル
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※各社公式サイトの情報をもとに、「建設現場の知恵袋」が作成。
内容の正確性、適切性、最新性および完全性を保証するものではありません。
※ロゴおよび商標に関する権利は、個々の権利所有者に帰属します。
※掲載に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
サービス名サービス詳細
AnyONE・外出先から工程表や書類を確認できる
・リアルタイムで情報を更新、共有できる
・バージョンアップに費用が掛からない
ダンドリワーク・施工管理と現場管理に特化したアプリ
・利用者全員に説明会を実施してくれる
・直感的に使用できる画面デザイン
ANDPAD・利用社数が13万社で導入企業数No.1
・規模を問わずさまざまな現場へ使用できる
・IT導入補助金を活用できる
SPIDERPLUS・タブレットで図面整理や写真管理、帳票管理をおこなえる
・クラウド上で情報を管理している
・電子黒板を標準装備している
テラ施工管理・完全無料で使用できる
・6つの機能に厳選している
・アップデートの頻度が高い
現場ポケット・現場管理に特化した機能が揃っている
・月額8,800円(税抜、年間契約の場合)で利用できる
・無料体験セミナーを実施している
GENBA Note・写真やPDFに手書き感覚でメモができる
・現場で書類作成ができる
・リアルタイムで書類や写真を共有できる
【参考】各サービス紹介ページ

AnyONE(エニワン)

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは、エニワン株式会社が提供する業務効率化システムです。

下記の6つの工務店業務に対応しており、一人親方から大規模工務店まで規模を選ばずに導入できます。

  • 顧客管理
  • 施工管理
  • 見積り・実行予算作成
  • 発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

PC版とアプリ版があり、アプリではPCで作成した外出先から工程表や書類を確認できます。

また情報はクラウド上で管理するため、リアルタイムで情報の共有や更新が可能です。

料金は月額課金制となっており、バージョンアップ費用も月額料金内に含まれるため、バージョンアップの度に余計な費用が掛かりません。

バージョンアップの頻度は、平均で月1回程度です。

詳しくは、AnyONEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

ダンドリワーク

ダンドリワークは、株式会社ダンドリワークが提供する施工管理アプリです。

施工管理と現場管理に特化したアプリで、基本機能は下記の5つとなっています。

  • 現場情報管理
  • 写真管理
  • 資料管理
  • 掲示板
  • 現場コメント

導入時の説明会は自社の社員だけでなく、職人さんを含めた協力会社に対してもおこなってくれます。

また、直感的に使用できる画面デザインとなっているためITツールに苦手意識を持つ方でも簡単に使用可能です。

詳しくは、ダンドリワークの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

ANDPAD

ANDPAD
【引用】ANDPAD

ANDPADは、株式会社アンドパッドが提供するクラウド型施工管理サービスです。

利用社数が13万社で導入企業数No.1となっています。

規模を問わずさまざまな現場で利用可能です。

利用できる現場の一例
  • ゼネコンが担当する大規模工事
  • 注文住宅・分譲住宅
  • リフォーム工事
  • 設備工事
  • 太陽光
  • 外構・エクステリア

さらにIT導入補助金を活用できるため、少ない費用で建設DXをに取り組めます。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判についての記事をご確認ください。

SPIDERPLUS

SPIDERPLUS
【引用】SPIDERPLUS

SPIDERPLUSは、スパイダープラス株式会社が提供する建築図面・現場管理アプリです。

タブレットで図面整理や写真管理、帳票管理をおこなえます。
タブレットを携帯していれば、図面やカメラを持ち歩く必要はありません。

クラウド上で図面や写真を管理しているため、事務方とリアルタイムで最新情報を共有できます。

機能に電子黒板が標準装備されているため、写真の取り直しなど作業の手戻りを防止可能です。

テラ施工管理

テラ施工管理
【引用】テラ施工管理

テラ施工管理は、Terra DX Solutions株式会社が提供する完全無料で使用可能な施工管理アプリです。

機能は下記の6つに厳選されています。

  • トーク・グループ機能
  • 現場登録機能
  • 地図機能
  • 日報報告
  • 出面管理
  • 報告書作成機能

また、口コミによるとアップデートの頻度が高いとの声もあります。

詳しくは、テラ施工管理の機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

現場ポケット

現場ポケット
【引用】現場ポケット

現場ポケットは、株式会社アステックペイントが提供する現場管理アプリです。

現場管理に特化した下記4つの機能が搭載されています。

  • トーク機能
  • アルバム機能
  • 日報機能
  • 報告書機能

月額8,800円(税抜、年間契約の場合)で利用できます。

また無料体験セミナーを実施しているため、導入前に操作性や機能を確認可能です。

詳しくは、現場ポケットの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

GENBA Note for Business

【引用】GENBA Note

GENBA Note for Businessは、株式会社MetaMoJiが提供するデジタルノートです。

写真やPDFに手書き感覚でメモができるため、現地調査の報告や作業指示書の作成が現場で完結します。

現場で書類作成ができるため、事務所に戻ってから事務作業をおこなう必要がありません。

また、作成した書類や写真はリアルタイムで共有可能で、上司や事務方への確認事項がスムーズに伝わります。

詳しくは、GENBA Note for Businessの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

まとめ

本記事では、建設DXの概要や適したアプリの選び方、おすすめのアプリを7つを紹介しました。

建設業は、人手不足や長時間労働解消のために建設DXを進めており、対応は急務です。

建設DXにはさまざまな取り組みがあり、どれに取り組んだら良いか迷う方もいるでしょう。

おすすめは建設DXに対応しているアプリの導入です。

本記事を参考に自社に最適なアプリを導入してください。

しかし「どのアプリがいいか選べない」と考える方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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