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工事現場管理ソフト7社徹底比較!費用や選ぶポイントは?

2024年には、建設業界も労働時間の規制が始まります。

労働時間を短くした上で、以前と同様の成果を上げるためには、工事現場管理の効率化が必須です。

手軽に工事現場管理の業務を効率化する方法として、工事現場管理に特化したソフトの導入を検討している会社は、多いのではないでしょうか。

本記事では、工事現場管理ソフトの選び方とおすすめのソフトを7つ解説します。

本記事は次のような方におすすめです
  • 工事現場管理を効率化するためにITツール導入を検討中
  • 自社に最適なソフトを選びたい
  • どのようなソフトがおすすめなのか知りたい

現場管理ソフトを選ぶポイント

現場管理ソフトを選ぶポイント

工事現場管理ソフトを選ぶポイントは、下記の5つです。

工事現場管理ソフトを選ぶポイント
  • 標準機能の範囲
  • 費用
  • 利用人数
  • 操作性
  • サポート体制

標準機能の範囲

現場管理ソフトを選ぶ上で、最初に確認するべきポイントは標準機能の範囲です。

多くの工事現場管理ソフトには、下記の機能が標準で搭載されています。

現場管理ソフトの標準機能
  • 写真・資料管理機能
  • チャット機能
  • 掲示板機能
  • 日報機能
  • 工程管理・カレンダー機能

アプリによっては、上記の機能が標準で搭載されていないこともあります。

「自社の解決したい課題」「効率化したい業務」が、検討している現場管理ソフトの標準機能で問題ないか、確認しましょう。

費用

長期的な運用と資金繰りの面で、費用の確認は重要といえます。

現場管理ソフトの費用は、主に下記の3つです。

現場管理ソフトの費用
  • 初期費用
  • 月額費用
  • オプション費用

特に月々の支払いに関係する「月額費用」の確認は、怠らないようにしましょう。

また、オプション費用を支払わなければ使用できない機能の確認も重要です。

月額費用の中で使用できると思っていた機能が、オプション扱いだと費用負担が増えてしまい、資金繰りに影響します。

利用人数

利用人数によって、最適な現場管理ソフトは異なります。

「多人数向け」「少人数向け」など、ソフトによって想定している利用人数は異なるため、現場管理ソフトを利用する人数を明確にしましょう。

また、現場管理ソフトによっては少人数利用の場合、無料で利用できるプランを用意していることもあります。

操作性

業務に工事現場管理ソフトを定着させる上で、操作性は重要です。

実際のソフト使用者は現場の方となるため、使用者のITツールに対する苦手意識を考慮して、ソフトを選びましょう。

具体的には、使用者の中で一番ITツールに苦手意識を持っている方でも、簡単に使用できるソフトを選ぶことをおすすめします。

また、あまり操作性の悪いソフトを選んでしまうと、業務効率がソフト導入前よりも落ちてしまうこともあるでしょう。

選んだ現場管理ソフトを業務に定着させ、業務効率を高めるためにも、操作性の良いソフトを選びましょう。

サポート体制

安心して現場管理ソフトを使用するために、サポート体制の確認は重要です。

どのようなソフトでも、トラブルなく使い続けることは難しいです。

いざトラブルが発生した時に、どのようなサポートを受けられるのか導入前に確認しておきましょう。

また、下記のようなサポートがあると導入から活用まで、スムーズな運用がおこなえます。

  • 導入時講習
  • 他社ソフトからのデータ移行
  • 追加講習

現場管理ソフト7社を比較検討した結果

現場管理ソフトを比較検討した結果

ここでは、7つの現場管理ソフトを一覧表にして比較します。

ソフト導入時の参考にしてください。

※各業者とも公式サイトの情報を参考に、評価をつけています。(2022/3/23現在)

標準機能エクセル・CADとの親和性操作性カスタマイズセキュリティサポート体制スマホアプリ
AnyONE
ANDPAD◯(CADの記載なし)
ダンドリワーク◯(同上)
CAREECON for WORK◯(同上)×
SITE×
KANNA
現場ポケット
◎…充実 ◯…対応可、標準的な充実度 △…充実度が◯より劣る ×…対応なし -…サービスページに記載なし

総合評価が高い工事現場管理ソフトは「AnyONE」

先程の表の中で総合的に最も高い評価を得ていたシステムは「AnyONE」でした。

AnyONEは、標準機能に工事現場管理をおこなう上で、必要な機能が備わっています。
他社ソフトでは、オプションで機能追加しなければならない機能が標準で搭載されているため余計なコストは掛かりません。

エクセルと高い親和性があり、過去に作成したデータを業務に活用が可能で業務の効率化をおこなえます。

項目・分類別で見る!おすすめ工事現場管理ソフト

項目・分類別で見る!おすすめ現場管理ソフト

ここでは、下記2つの項目別・分類別におすすめの工事現場管理ソフトを紹介します。

項目・分類別で見る!おすすめ工事現場管理ソフト
  • 標準機能の充実度で選ぶ
  • 機能のシンプルさで選ぶ

標準機能の充実度で選ぶ

標準機能が充実している工事現場管理ソフトは、下記の4つです。

サービス名サービス詳細
AnyONE・全ての工務店の業務に対応
・大手から一人親方まで幅広く利用できる
・エクセルのような操作感
ANDPAD・利用社数13万人
・豊富なオプション機能
・工程や検査の標準化
ダンドリワーク・登録アカウント数12万人
・年配の職人さんも利用可能
・充実のアフターフォロー
CAREECON for WORK・施工管理者のデスクワークを効率化するソフト
・さまざまな業種で使用可能
・案件の情報はソフト内で共有
参考:各種サービスホームページ

AnyONE(エニワン)

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは、全ての工務店業務に対応した「オールインワン基幹システム」です。

機能は、顧客管理や施工管理から、見積りや実行予算作成などさまざまな業務に対応しています。

全国に支店を持つ大手企業から一人親方まで、建設業に従事する方であれば誰でも使用可能です。

操作感はエクセルと似ているため、導入直後から違和感なく使用できます。

10年以上のノウハウを持っているため、初めてITツールを導入する会社でも安心して利用できるでしょう。

詳しくは、AnyONEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

またAnyOneは、すぐに活用できるエクセルテンプレート集を無料で配布しています。

業務効率化を手軽に体験したい方は、ダウンロードしてはいかがでしょうか。

ANDPAD(アンドパッド)

ANDPAD
【引用】ANDPAD

ANDPADは、利用社数13万人とユーザー数33万人を抱える施工管理アプリです。

写真や資料は自動でクラウドに保存されるため、情報共有や管理に手間が掛かりません。

工事関係者との連絡は、チャットを活用するため「電話・メール・FAX」を使い分けることはことがなくなります。

また、豊富なオプションが用意されており、タスク管理や電子黒板など必要な機能を追加することも可能です。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

ダンドリワーク

ダンドリワークは、登録アカウント数12万人を超える現場管理アプリです。

現場資料や最新工程表の共有はアプリ内でおこなえるため、情報共有に手間が掛かりません。

また現場ごとの受発注を見える化できるため、経理業務を効率的に進めることが可能です。

操作性に優れており、年配の職人さんでも迷わず使用できるように設計されています。

下記のアフターフォローをおこなうため、アプリ使用時の疑問や不満はすぐに解決できるでしょう。

ダンドリワークのアフターフォロー
  • カスタマーサポート
  • 定期的なアフター訪問
  • 課題分析レポートの提出

詳しくは、ダンドリワークの機能を解説している記事をご確認ください。

CAREECON for WORK(キャリコン フォー ワーク) 施工管理

CAREECON for WORK 施工管理は、施工管理者のデスクワークを効率化するソフトです。

案件・写真管理や画像編集、工程表・報告書作成をおこなえます。

建設業のさまざまな業種で使用でき、使用されている業種は下記の通りです、

  • 土木
  • 建築
  • 設備
  • 電気・通信
  • とび。土工
  • 鋼構造物
  • 設計・デザイン

詳しくは、CAREECON for WORK 施工管理の機能を解説している記事をご確認ください。

機能のシンプルさで選ぶ

使い方に迷ってしまう方は、機能がシンプルな3つのソフトから選びましょう

サービス名詳細機能
SITE・標準機能は3つに絞られている
・月額費用は「月額450円×利用人数」
・導入時の全面サポート
KANNA・利用企業社数500社
・標準機能は4つに絞られている
・無料のお試しプラン有り
現場ポケット・塗料メーカーが開発
・標準機能は5つ絞られている
・月額8,800円で利用可能
参考:各種サービスホームページ

SITE(サイト)

SITE
【引用】SITE

SITEは、中小規模の現場をメインにしている工務店・リフォーム会社のための現場情報共有ツールです。

機能は下記の3つに絞られているため、ITツールが苦手な方でも迷わず使用できます。

SITEの機能
  • 案件管理
  • チャット
  • スケジュール

月額費用は「月額450円×利用人数」となっており、少ない費用で業務を効率化できます。

また導入時には導入説明会を実施するなど、アプリが定着するまで全面サポートを受けることが可能です。

詳しくは、SITEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

KANNA(カンナ)

KANNA(カンナ)
【引用】KANNA-株式会社アルダグラム

KANNAは、利用企業社数500社を超える施工管理アプリです。

機能は下記の4つに絞られており、簡単に操作できます。

KANNAの機能
  • 案件管理
  • 写真・資料管理
  • チャット
  • 日報作成

現場情報や写真・資料はクラウド上に保存するため、関係者との情報共有に手間が掛かりません。

また料金プランは4つ用意されており、初期費用と月額費用が無料のお試しプランもあるため、気軽に操作感を確かめられます。

詳しくは、KANNAの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

現場ポケット

現場ポケット
【引用】現場ポケット

現場ポケットは、塗料メーカーが開発した現場管理アプリです。

機能は下記の5つに絞られています。

現場ポケットの機能
  • トーク機能
  • 掲示板機能
  • アルバム機能
  • 日報機能
  • 報告書作成機能

現場を理解している塗料メーカーが開発しているため、現場管理に必要な機能に特化しています。

月額8,800円で利用可能と、同機能を持つ他社アプリよりも安価に使用可能です。

詳しくは、現場ポケットの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

まとめ

本記事では、工事現場管理を効率化できるソフトの選び方とおすすめの工事管理管理ソフトを7つ紹介しました。

工事現場管理ソフトは便利ですが、自社に最適なソフトを選ばないと手間と費用が無駄になることもあります。

本記事を参考に、自社にとって最適な工事現場管理ソフトを選びましょう。

しかし「自分では選ぶ自信がない」と悩む方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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