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工事管理ソフト8社徹底比較!機能の充実度と費用は?

2024年4月1日から建設業でも時間外労働の上限規制が始まるため、対応策を模索している会社は多いでしょう。

残業時間を削減する方法として、工事管理ソフトを導入し業務を効率化する方法がおすすめです。

本記事では工事ソフトを選ぶポイントと目的別のおすすめ工事管理ソフトを紹介します。

4社比較資料
本記事は下記のような方におすすめです
  • アナログな工事管理に限界を感じている
  • 工事管理ソフトを選ぶ基準を知りたい
  • 間違いのない工事管理ソフトを教えて欲しい

工事管理ソフトを比較検討した結果

製品名AnyONE
AnyONE
ANDPAD施工管理ANDPAD施工管理ダンドリりワークダンドリりワークCAREECON for WORK施工管理CAREECON for WORK施工管理KANNA
現場ポケット

ビジネス・プロセスマネージャー
評価
(4.5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(3 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
(2.0 / 5.0)
補助金・助成金2023年対応2023年対応2023年対応掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし
料金お問い合わせお問い合わせ初期費用20万円~
月額利用料19,800円/月~
・初期設定/レクチャー費用20万円
・28,000円月
(※年契約一括払いの場合。
月払いの場合は30,000円/月)
お問い合わせ初期費用0円
年間契約10,800円
・初期費用
200,000 円(税別)
・月額料金
24,000 円(税別)~
デモ無料体験デモ掲載なしあり掲載なし無料体験デモあり(最大2ヶ月間)なし
基本機能数8756349
スマホアプリありありありありありなしなし
他ソフトとの連携あり
(エクセルやCSV形式データの引き継ぎも可能)
なしあり掲載なし掲載なしなし掲載なし
オプション
カスタマイズ
・各種帳票カスタマイズ
・エクセル修正レクチャー
他11製品(機能)ありオプション7機能ありアカウント/ストレージ追加カスタマイズ可能
(別途有償対応)
なしなし
アフターサポート・無料ヘルプデスク
・バージョンアップ(自動配信)
・オンライン打ち合わせ
・追加講習
・カスタマーサクセス
・スタマーサポート
・チャット
・電話/WEBミーティング
・電話/メール
・お問い合わせフォーム
オンラインでの操作説明会サポートセンター・電話、メール
・個別相談
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※各社公式サイトの情報をもとに、「建設現場の知恵袋」が作成。
内容の正確性、適切性、最新性および完全性を保証するものではありません。
※ロゴおよび商標に関する権利は、個々の権利所有者に帰属します。
※掲載に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

総合評価が高い工事管理ソフトは「AnyONE」

先程の表で総合的に高い評価を得ていたのは、「AnyONE」でした。

AnyONEは、標準機能に工務店業務に欠かせない機能が備わっていることが特徴です。

他のソフトは、オプションで機能追加をおこなう必要があり、費用が嵩んでしまいます。

プライベートクラウドが使用できるため、セキュリティ面も安心です。

またカスタマイズにも対応しており、標準外の外部ツールでも連携できる点も強みといえます。

工事管理ソフトとは?

工事管理ソフトとは、工事の受発注や工事の進捗状況の把握や共有、図面の管理などを一元管理できるソフトウェアのことです。

工事に関連するデータを1つのソフトウェアで管理することで、データの分散を防止し、効率的な現場管理に役立ちます。

工事管理ソフトの機能一覧

工事管理ソフトに欠かせない機能とは、以下のようなものです。

工事管理ソフトの機能一覧
  • 工事の受発注管理
  • 工程管理
  • 図面や写真の管理
  • チャット

工事に関連する情報をまとめて管理することになるため、工事管理ソフトでは自社で請け負っているあらゆる工事情報を登録できる機能が必要です。

さらに各工事における工程管理、また撮影した写真や図面をまとめて管理する機能も搭載されています。

職人との情報共有に工事管理ソフトを使用するケースも多く、チャットや黒板などのコミュニケーション機能がついているツールも多いです。

工事管理ソフトを導入するメリット

工事管理ソフトを導入するメリットを簡単に説明します。

工事管理ソフトを導入するメリット
  • 導入や効率的な現場管理
  • ペーパーレス化の推進
  • 長時間労働の改善

効率的な現場管理

工事管理ソフトを導入するメリットは、現場管理が効率化することです。

従来の工事管理では営業が担当した見積書や施工管理が作成する工事台帳が、部門ごとに別々で保管されていました。

そのため情報連携が乏しく、部門ごとに重複した情報を別の帳票へ入力するなどの無駄な作業が発生していました。

しかし、工事管理ソフトを導入すれば1つのネットワーク上に情報を集約できます。

図面や写真をいちいち職人からメール添付して送ってもらう必要もなくなり、クラウド上の写真や図面を利用して工事写真台帳を作るなど、作業の一手間を省くことで工事全体が効率化します。

ペーパーレス化の推進

工事管理ソフトを導入すれば、ペーパーレス化の推進にも役立ちます。

必要な情報はすべて工事管理ソフトへ集約でき、閲覧権限があれば誰でも情報にアクセスできるためです。

たとえば、工程表を印刷して職人と朝礼で共有する必要はなく、スマートフォンやタブレット端末で確認できます。

日報提出機能が搭載された工事管理ソフトの場合は、日報もモバイル端末から提出、証人に回せます。

長時間労働の改善

工事管理ソフトの導入効果として、長時間労働の改善が挙げられます。

モバイル端末から情報を閲覧・操作できるようになれば、場所を選ばず仕事ができるためです。

たとえば、施工管理はこれまで現場巡回などの作業を終わらせてから帰社し、事務所で書類作成業務をしていました。

しかし、工事管理ソフトを導入すれば工程表の修正などはオンラインでできるため、わざわざ事務所へ帰る必要はありません。

また、リアルタイムの工程管理で工程表のタイムリーな修正や指示出しが可能となり、工事の効率も上昇するでしょう。

工事管理ソフトを導入するデメリット

一方で工事管理ソフトの導入に伴うデメリットについても、理解しておきましょう。

工事管理ソフトを導入するデメリット
  • 導入や運用にかかるコスト
  • 操作に慣れない社員への対応
  • 工事管理ソフトの選定にかかる時間

導入や運用にかかるコスト

工事管理ソフトの導入や運用にはコストがかかります。

クラウド型ソフトの場合は初期費用が0〜10万円程度、月額数万円程度のランニングコストが発生します。

クラウド型ソフトはユーザーごとの課金となる製品が多いため、工事管理ソフトを利用するユーザーが増えるほど高額になる点に注意してください。

操作に慣れない社員への対応

また、慣れない工事管理ソフトを持て余す社員が出る可能性についても注意が必要です。

パソコンやモバイル端末に不慣れな社員は工事管理ソフトの扱いに慣れず、システムの使用を放棄するリスクがあります。

システムがきちんと使用されないと、情報の入力漏れにつながり、適切な工事状況の把握ができません。

工事管理ソフトの操作が得意でない社員がいることを想定し、操作性がよく直感的に扱える製品を選びましょう。

工事管理ソフトの選定にかかる時間

工事管理ソフトは多数発売されていますが「そもそも、どれを選べば良いのか」と迷っている方も多いはずです。

特に初めて工事管理ソフトを導入する企業では、必要な機能や使いやすい操作画面の具体的なイメージがつきません。

工事管理ソフトを選ぶ際は実際にデモシステムを使ってみると良いでしょう。

デモシステムを使えば、仕事に導入したときの使いやすさを実感として確かめられます。

工事管理ソフトを選ぶポイント

工事管理ソフトを選ぶポイント

工事管理ソフトは便利ですが、自社に合わないソフトを導入してしまうと「効率化したい業務に対応していない」「従業員が使いこなせない」など問題が発生する可能性があります。

下記3つのポイントを把握し、自社に合った工事管理ソフトを選んでください。

工事管理ソフトを選ぶポイント
  • 必要な機能が標準で備わっていること
  • 操作が簡単なこと
  • サポート体制が整っていること

必要な機能が標準で備わっていること

現場で役立つ工事管理ソフトを導入する前に、必要な機能を洗い出しましょう。

現場管理といっても、必要な機能はさまざま。

自社で請け負う工事が土木工事なのか、リフォームなのかによっても必要な範囲が異なります。

なお、工事管理ソフトの中には、標準機能の他にオプション機能を用意しているソフトもあります。

ただしオプション機能は追加費用がかかるため、可能であればデフォルトで必要な機能を搭載しているツールを選んだ方がコストを抑えられます。

標準で必要な機能が備わっているか必ず確認し、導入後に公開しないようにしましょう。

操作が簡単なこと

工事管理ソフトの導入を容易にするために、操作が簡単なソフトを選びましょう。

便利な工事管理ソフトも現場で働くスタッフが使用しなければ、導入する意味はありません。

使用者の中で一番ITツールに苦手意識のある方でも簡単に操作できるソフトを選ぶことをおすすめします。

サポート体制が整っていること

トラブルが発生した場合、業務に支障が出ないようにサポート体制がしっかりしている工事管理ソフトを選びましょう。

どのようなソフトでも、トラブルが発生する可能性はあります。

トラブルの解決に手間取ると、業務が滞り時間の無駄です。

サポート体制がしっかりしていれば、いざトラブルが発生してもすぐに解決可能で、スムーズに業務を進められるでしょう。

項目・分類別で見る!おすすめ工事管理ソフト

項目・分類別で見る!おすすめ工事管理ソフト

ここでは下記2つの項目別・分類別におすすめの工事管理ソフトを紹介します。

項目・分類別で見る!おすすめ工事管理ソフト
  • 標準機能の充実度で選ぶ
  • 費用の低さで選ぶ
4社比較資料

標準機能の充実度で選ぶ

工事管理ソフトを選ぶなら、標準機能が充実しているソフトがおすすめです。

必要な機能がオプションの場合、追加費用が掛かってしまいます。

ここでは、工務店業務を幅広くカバーできる工事管理ソフトを4つ紹介します。

ソフト名サービス詳細
AnyONE・工務店業務全般に対応している
・大手から一人親方まで使用可能
・エクセル感覚で使用できる
ANDPAD・標準機能は施工管理業務に特化している
・オプションはバックオフィス業務が充実
ダンドリワーク・必要な情報にスマホからアクセス可能
・コミュニケーションツールを統一できる
CAREECON for WORK 施工管理・ネット上で画像や図面を編集できる
・さまざまな業種で使用可能
【参考】各種サービスホームページ

AnyONE(エニワン)

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは2,700社以上に導入実績あります。
また継続率は99.4%を超えており、一度導入すると手放せないシステムといえるでしょう。

工務店業務の全てに対応しているため、大手工務店やリフォーム会社、一人親方までさまざまな規模で活用可能です。

また、スマホがあれば外部から簡単に情報共有がおこなえるため、情報共有のために帰社する必要がなくなります。

最大350万円・導入コスト2/3補助のチャンス

AnyONE

ANDPAD(アンドパッド)

ANDPAD(アンドパッド)
【引用】ANDPAD

ANDPADは、33万人のユーザーを抱える施工管理アプリです。

写真や資料の自動整理や日報・工程表の作成など現場管理をおこなう上で欠かせない機能が備わっています。

また、チャット機能もあり連絡ツールをANDPADで統一すれば、電話・FAX・メールを使い分ける必要はありません。

オプション機能が充実しており、検査やOB点検、メンテナンス管理などのアフターフォロー業務にも活用可能です。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

ダンドリワーク

ダンドリワークは、建設業界出身者が作った施工管理アプリです。

現場情報の一元管理や写真・資料管理、掲示板機能やチャット機能が備わっています。

情報の集約や連絡ツールの統一をおこなえるため、業務を効率化可能です。

またオプションで、工程表作成や受発注機能なども追加できます。
クラウド上で業務をおこなえるため、ペーパーレス化につながり経費削減も可能です。

詳しくは、ダンドリワークの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

CAREECON for WORK 施工管理

CAREECON for WORK 施工管理は、建設業のさまざまな業種で活用できる施工管理アプリです。

案件管理や写真管理、クラウド上で図面・画像編集や報告書・工程表作成、掲示板機能など施工管理者のデスクワークを楽にするための機能が備わっています。

図面・画像編集はスマホやタブレットを持ち歩いていれば、現場で是正内容や注釈を記入できるため、大変便利です。

また、マニュアルが充実しており公式サイトを見るだけで、使い方の不明点を解決できます。

詳しくは、CAREECON for WORK 施工管理の機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

費用の低さで選ぶ

ここでは、予算に余裕のない会社でも使用できる工事管理アプリを紹介します。

業務効率化を体験したい方におすすめのため、検討してみてください。

ソフト名サービス詳細
KANNA・0円から使用できる施工管理アプリ
・基本機能は無料で使用できる
・カスタマイズもできる
現場ポケット・月額8,800円で利用可能
・初期費用は無料
・現場管理の機能に特化
ビジネス・プロセスマネージャー・月額16,500円〜利用可能
・住宅会社の業務を効率化するための機能が揃っている
・カスタマイズにも対応している
クラフタ・完全無料で利用できる工事管理ソフト
・高齢の職人でも使いやすいと評判
・スマホのみで写真台帳なども管理可能
【参考】各種サービスホームページ

KANNA(カンナ)

KANNAは、0円から使用できる施工管理アプリです。

基本機能は、現場管理・写真や資料管理・報告書作成・チャットやその他機能の5つです。

オプション機能もあり、カスタマイズすることで自社に最適なアプリへ変更することも可能です。

詳しくは、KANNAの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

現場ポケット

現場ポケット
【引用】現場ポケット

現場ポケットは初期費用無料で、月額(税別)8,800円(年間契約の場合)で使い放題のコミュニケーションアプリです。

トーク機能・掲示板機能・アルバム機能・日報機能・報告書作成機能とコミュニケーションを円滑におこなうための機能が揃っています。

ITに苦手意識を持っている方でも簡単に使用できる設計のため、昔ながらの職人さんでも迷うことなく扱えます。

また全ての機能をスマホで使用でき、帰社後の業務を減らすことが可能です。

詳しくは、現場ポケットの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

ビジネス・プロセスマネージャー

ビジネス・プロセスマネージャーは、住宅会社向けに作られた問題解決のためのオールインワンツールです。

物件情報の共有や工程表作成、写真管理やTODOリストによるタスク管理をおこなえます。

公式サイトによると、10ユーザーの場合の利用料金は下記の通りです。

  • 初期費用:200,000万円(税別)
  • 月額料金:24,000円(税別)

また工事情報はすべてビジネス・プロセスマネージャーに蓄積されるため、情報の属人化を防げます。

詳しくは、ビジネス・プロセスマネージャーの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

クラフタ【完全無料】

【引用】クラフタ

クラフタは、パソコンが苦手な職人さんも簡単に操作ができる現場管理アプリです。

現場情報を一元管理できることはもちろん、メッセージによりコミュニケーション、現場写真の管理機能が搭載されています。

スマートフォンで写真を撮影すれば自動的にクラウドへアップロード、整理されるため、写真台帳の作成も効率化します。

完全無料で利用できるため、コストの心配もなく継続的に利用できるでしょう。

まとめ

本記事では、工事管理ソフトの選び方や項目別のおすすめソフトを紹介しました。

さまざまな会社が工事管理を効率化するソフトを提供していますが、抱える現場数や規模によって最適なソフトは異なります。

解説したソフトの選び方を参考し、自社に最適な工事管理ソフトの導入で工事管理を効率化してください。

しかし「どの工事管理ソフトが良いのか判断できない」と悩む方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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