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【2024年最新】建築業向け工程管理ソフト9選!選ぶポイントは?

建設業の経理業務を効率よく進める方法

建築現場の工程管理は、建物の納期と品質を左右する重要な業務です。

しかし、紙を使用したアナログな方法では、正確な工程管理は難しいと感じる方は多いでしょう。

本記事では、工程管理業務の効率化をおこなえる工程管理ソフトの選び方とおすすめの工程管理ソフトを9つ紹介します。

ITツールを活用して効率的な工程管理をおこないたい方は、ご一読ください。

本記事は下記のような方におすすめです。
  • 案件数が多すぎて、工程を正確に把握できていない
  • 工程表の修正に手間が掛かる
  • 外出先でも工程表を確認したい
  • 費用を抑えて工程管理ソフトを導入したい

建築業向け工程管理ソフトとは

建築業向け工程管理ソフトとは

建築業向け工程管理ソフトとは、工期管理に特化して作られたソフトウェアです。

工事現場では多数のタスクを同時並行して進める必要があるうえ、天候に左右されて現場が休みになるなど予定通りに工事が進まないケースも多いです。

そこで活躍するツールが建築業向けの工程管理ソフトです。

工程管理ソフトがあれば複数タスクを可視化し、施工管理者だけでなく現場作業員にもスピーディに共有できます。

また天候による現場の休みで作業工程の順序入れ替えや日程変更が生じた際も、容易に修正できます。

工程管理ソフトを導入することでより効率的に工事を進め、工期に余裕を持った作業が可能です。

建築業向け工程管理ソフトの導入メリット

建築業向け工程管理ソフトの導入メリット

建築業向け工程管理ソフトの導入メリットは以下の4つです。

建築業向け工程管理ソフトの導入メリット
  • 修正作業が容易
  • リアルタイムで状況を共有
  • 円滑なコミュニケーションの促進
  • 過去データの利用

修正作業が容易

建築業向け工程管理ソフトを導入すれば、工程表の修正作業がワンクリックでできます。

Excelなどを使用している場合は、関数を修正するなど修正作業に手間がかかります。

工程管理ソフトは全体の工程を連携させて修正できるため、施工管理者の業務効率がアップする点がメリットです。

リアルタイムで状況を共有

工程表をリアルタイムで現場に関わる人員に共有できる点も、建築業向け工程管理ソフトのメリットです。

施工管理者が工程表を修正後、印刷や口頭で工程表の変更を伝えなくてもソフトを見れば修正点がわかります。

円滑なコミュニケーションの促進

工程管理ソフトの導入により施主や取引先とのコミュニケーションも円滑となります。

関連する関係業者やサプライヤーにソフトへのアクセス権限を付与しておけば、ソフト上で工程の共有ができるためです。

電話やFAXで工程表を送る必要はなく、スピーディかつ情報の伝え漏れもなくなります。

過去データの利用

工程管理ソフトの導入により、建築業者に蓄積されている過去のデータを流用できるようになります。

過去のデータから類似の工事を選び工期の参考にしたり、最適な施工方法を探し出せるため、工程表作成効率も上がるでしょう。

工程管理ソフトを選ぶポイント

工程管理ソフトを選ぶポイント

工程管理ソフトを選ぶポイントは、下記の4つです。

工程管理ソフトを選ぶポイント
  • 標準機能の範囲
  • エクセルとの互換性
  • 利用人数
  • 費用

標準機能の範囲

標準機能の範囲は、工程管理ソフトを選ぶ上で重要といえます。

工程管理ソフトの主な標準機能は、下記の通りです。

  • 工程表の作成
  • 工程表の共有

またソフトによって、標準としている機能が異なります。

使用したい機能がオプション扱いの場合、追加費用が発生することもあるため確認が必要です。

まずは「自社の効率化したい業務」「工程管理ソフトに求める機能」を明確にしてから、工程管理ソフトを選びましょう。

エクセルとの互換性

使い勝手を重視する場合、エクセルとの互換性も確認しましょう。

会社によっては、工程表の作成・編集を自社だけでなく協力業者と連携しておこないます。

エクセルであれば、誰でも簡単に操作可能で細かい書式の変更もできるため、協力業者と連携が容易です。

エクセルであれば簡単に見た目を整えられるため、顧客へ提出する工程表を簡単に作成できます。

協力業者との連携や外部への工程表提出を想定する方は、エクセルとの互換性も確認しましょう。

利用人数

利用人数によって最適な工程管理ソフトは異なるため、ソフトを選ぶうえで利用人数の把握も重要です。

一般的に利用人数は増えるほど、利用金額は高くなります。
また利用人数は少ない場合は、無料で利用できるソフトもあり、利用人数はコストを決める重要な要素です。

費用

長期的に利用する上で、費用の確認は欠かせません。

費用を決める大きな要素は、下記の通りです。

  • オプション利用の有無
  • 利用人数
  • 工程表以外の機能

資金繰りを考えるためにも、上記の要素は事前に確認しましょう。

工程管理ソフト9社を比較検討した結果

工程管理ソフトを比較検討した結果

ここでは、9つの工程管理ソフトを一覧表にして比較します。

工程管理ソフト導入時の参考にしてください。

製品名AnyONE
AnyONE

工程’s
ANDPAD施工管理ANDPAD施工管理建設業向け管理システムアイピアアイピア
SITE
KANNA
現場ポケット

建て役者

現場Plus
評価
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3 / 5.0)
(3 / 5.0)
(4 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
(2.5 / 5.0)
補助金・助成金2024年対応2024年対応2024年対応2024年対応お問い合わせお問い合わせお問い合わせ2023年対象2024年対象
料金お問い合わせお問い合わせお問い合わせ・初期費用12万円~51万円
・最低月額利用料金1万円~3万円
・ユーザー追加2,000円/1ユーザー
月額450円×利用人数+初期費用お問い合わせ11,880円(年間)4,000円〜(月額/5ライセンス)60ID:1万円〜
デモ無料体験デモ無料体験デモ掲載なし無料体験デモ掲載なし無料体験デモ最大2ヶ月無料掲載なし掲載なし
基本機能数88718335117
スマホアプリありありありなし
(スマホからの使用は可能)
なし
(スマホからの使用は可能)
ありありありあり
他ソフトとの連携あり
(エクセルやCSV形式データの引き継ぎも可能)
TSV形式での出力と入力(TSVインポート・エクスポート)に対応なしありなし問い合わせ問い合わせあり問い合わせ
オプション
カスタマイズ
・各種帳票カスタマイズ
・エクセル修正レクチャー
他3製品(機能)あり他11製品(機能)ありカスタマイズ可能
(別途有償対応)
カスタマイズ可能
(別途有償対応)
カスタマイズ可能
(別途有償対応)
問い合わせカスタマイズ可能
(別途有償対応)
カスタマイズ可能
(別途有償対応)
アフターサポート・無料ヘルプデスク
・バージョンアップ(自動配信)
・オンライン打ち合わせ
・追加講習
定期的なバージョンアップカスタマーサクセス
・メール/電話
・動画マニュアル
・リモート研修
運用サポートオンラインでの操作説明会セミナーあり各種問い合わせ/セミナー各拠点からのサポート/オンライン/電話での問い合わせ
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※各社公式サイトの情報をもとに、「建設現場の知恵袋」が作成。
内容の正確性、適切性、最新性および完全性を保証するものではありません。
※ロゴおよび商標に関する権利は、個々の権利所有者に帰属します。
※掲載に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

総合評価が高い工程管理ソフトは「AnyONE」

先程の表の中で総合的に最も高い評価を得ていたシステムは「AnyONE」でした。

AnyONEは、標準機能に工程管理をおこなう上で、必要な機能が備わっています。
他社ソフトでは、オプションで機能追加しなければならない機能が標準で搭載されているため余計なコストは掛かりません。

エクセルと高い親和性があり、過去に作成したデータを業務に活用が可能で業務の効率化をおこなえます。

AnyONE

項目・分類別で見る!おすすめ工程管理ソフト

項目・分類別で見る!おすすめ工程管理ソフト

ここでは、下記2つの項目別・分類別におすすめのクラウド施工管理システムを紹介します。

項目・分類別で見る!おすすめ工程管理ソフト
  • 標準機能の充実度で選ぶ
  • 低コストで利用できるソフトから選ぶ

標準機能の充実度で選ぶ

標準機能の充実している工程管理ソフトは、下記の6つです。

サービス名サービス詳細
AnyONE・工務店業務全般に対応している
・大手から一人親方まで使用可能
・エクセルと似た操作性
工程’s・工程表作成に特化している
・スーパーゼネコンも利用
・マウスだけで工程表を作成可能
ANDPAD・クラウド上で工程表を管理
・稼働管理も可能
・豊富なオプション機能
アイピア・テンプレートの活用で工程表作成の手間を削減
・職人の稼働状況を一目で確認
・外出先から工程表の確認が可能
現場ポケット・工程管理はもちろんさまざまな機能を必要な分だけ導入可能
・現場管理特化で画面がシンプルであるため使いやすい
・報告書作成なども1つのアプリで完結する
建て役者・工程管理に加えて商談やアフター管理まで一元管理できる
・アラート機能を搭載しており工期遅れを通知できる
【参考】各種サービスホームページ

AnyONE(エニワン)

AnyONE(エニワン)
【引用】AnyONE

AnyONEは工務店・リフォーム会社向けに作られた、業務を一括管理できる「オールインワン基幹システム」です。

工程表は、マウス1つで作成可能なため、ITツールが苦手な方でも簡単に使用できます。

過去に作成した工程表の再利用やテンプレートの活用で、工程表作成業務の効率化が可能です。

スマホを持ち歩いていれば、外出中でも簡単に工程の確認がおこなえ、情報確認のために事務所へ戻る手間は掛かりません。

さらに予定と実績を同時に表示可能で、計画に対しての進捗度を一目で確認可能です。

詳しくは、AnyONEの機能を解説している記事をご確認ください。

AnyOneは、すぐに活用できるエクセルテンプレート集を無料で配布しています。

手軽に業務効率化を体験してみたい方は、利用してはいかがでしょうか。

工程’s(こうていず)

工程’s(こうていず)
【引用】工程’s

工程’sはスーパーゼネコンも利用している、工程表作成に特化した専用ツールです。

マウスだけで工程表の作成が可能で、誰でも簡単に使用できる工程表作成ツールといえます。

テンプレートの作成・活用により工程表フォーマットの統一化がおこなえ、工程表作成者による見栄えや使い勝手の違いを防ぐことが可能です。

マルチビュー機能により、工程表間の整合性取れたメンテナンスをおこなえます。
さらに、1つの工程表に変更を加えると関連する工程表にも変更が反映されるため、何度も同じ作業を繰り返す手間は掛かりません

詳しくは、工程’sの機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご確認ください。

ANDPAD(アンドパッド)

ANDPAD(アンドパッド)
【引用】ANDPAD

ANDPADは、44万人の利用ユーザー数を抱える施工管理アプリです。

クラウド上で工程表を管理するため、ANDPADを開けば場所と時間を問わず最新の工程表を確認できます。

工程表を更新した場合、チャット機能で「工程表の更新を報告」すれば、電話・メール・FAXを使い分ける手間は掛かりません。

職人さんの稼働管理を行なえる、横断工程表も作成できます。

横断工程表の活用で、職人さんの稼働状況が一目で分かるため稼働状況を確認するためのミーティングを減らすことが可能です。

また職人さんの稼働状況が分かると、新しい案件の受注可否を素早く判断できます。

詳しくは、ANDPADの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

アイピア

アイピア
【引用】アイピア

アイピアは工務店やリフォーム会社のための、業務管理システムです。

事前に作成した工程表のテンプレートを取り込むことで、工程表作成業務を効率化できます。
また工程に変更があった場合は、ドラッグで工程の移動や期間の変更がおこなえるため、パソコン操作が苦手な方でも操作に迷うことはありません。

案件ごとの工程表を一覧表示可能で、協力業者の取り合いを防げます。

ネット環境が整っていれば、外出先から工程の確認がおこなえるため、工程表の確認のために事務所へ戻る必要はありません。

詳しくは、アイピアの機能や特徴、口コミ・評判を解説した記事をご確認ください

現場ポケット

【引用】現場ポケット

現場ポケットは1つのアプリで工程管理はもちろん、社内外のコミュニケーションを活性化できる工程管理ソフトです。

工程管理はもちろん、アルバム機能やトーク機能、報告書作成が可能でいちいち別のアプリを開いて情報共有をする手間がありません。

工程表はPCからでもスマホからでも操作でき、複数の現場を横断して閲覧が可能です。

そのため作業や人員配置のミスなく、効率の良く工程管理できます。

現場ポケットの概要やメリット、料金について書いた記事も参考にしてください。

建て役者

建て役者
【引用】建て役者

建て役者は2005年の創立以来19年以上建築業界で利用されている工程管理ソフトです。

工程管理意外にも顧客管理や商談管理、アフター管理まで工務店の業務を1つのシステムで管理できます。

シンプルなガントチャート式の工程表をワンクリックで操作、作成できます。

また、アラート機能がついており予定日間近の工程や予定を超えた工程の通知が表示されるため、工事の作業進捗管理にも役立つソフトです。

詳細は建て役者の概要やメリット、料金をまとめた記事をご覧ください。

低コストで利用できるソフトから選ぶ

初めて工程管理ソフトを導入する方は、低コストで利用できるソフトから選ぶのがおすすめです。

初期費用が無料の工程管理ソフトは、下記の3つです。

サービス名サービス詳細
現場Plus・初期費用1万円/月額費用1万円で60ID利用可能
・スマホでワンタッチ操作で使いやすい
・各種法改正に対応
SITE・月額費用は「月額450円×利用人数」
・機能は3つに絞られている
・最短翌日から利用可能
KANNA・月額利用料と初期費用も無料のお試しプラン
・標準機能は3つとシンプル
・クラウドでの書類管理
【参考】各種サービスホームページ

現場Plus

現場Plus
【引用】現場Plus

現場Plusは月々1万円から利用できる工程管理ソフトです。

月額1万円で60ID利用可能なため、1名あたり167円という低コストで導入できます。

工程管理以外にも社内や施主とのコミュニケーション機能も備えており、円滑なコミュニケーション促進が期待できます。

現場Plusの機能
  • 工程表作成
  • 工程管理
  • 掲示板・トーク機能
  • 写真・図面・写真管理
  • 工事完了報告書作成
  • 入退場管理
  • 施主との情報共有

スマホタッチをするだけで工程管理や案件管理が可能な操作性も魅力で、ITリテラシーが低い社員でも容易に操作できる点も特徴です。

SITE(サイト)

SITE(サイト)
【引用】SITE

SITEは、機能を下記の3つに絞った施工管理アプリです。

SITEの機能
  • 案件管理
  • チャット
  • スケジュール

スケジュール機能は、短期工事の工程表として利用できます。
また、業務予定や社内会議などの予定も共有できるため、事務方との連携が簡単です。

カレンダーは「月表示・週表示・日表示」の3つから選べます。

詳しくは、SITEの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

KANNA(カンナ)

KANNAは、中小規模の現場をメインとする会社のための施工管理アプリです。

機能は下記の4つに絞られています。

KANNAの機能
  • 案件管理
  • 写真・資料管理
  • チャット
  • 日報作成

工程表などの書類はクラウド上で管理します。

クラウドでの管理により、工程表に変更があっても「関係者へメールで最新の工程表を送付」などの手間は掛かりません。

またお試しプランであれば、初期費用と月額費用共に無料です。

詳しくは、KANNAの機能や特徴、口コミ・評判を解説している記事をご確認ください。

まとめ

本記事では、工程管理業務の効率化をおこなえる工程管理ソフトの選び方とおすすめの工程管理ソフトを9つ紹介しました。

工程管理ソフトは非常に便利ですが、自社に合わないものを選んでしまうと手間と費用が無駄になってしまいます。

工程管理ソフトの導入を検討している方は、本記事を参考に自社にあった工程管理ソフトを選んでください。

しかし「自分では最適な工程管理ソフトを選べない」と悩む方もいるでしょう。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2,700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

エクセルのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。

また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積り・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理

AnyONE
【引用】AnyONE

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