ビジネス・プロセスマネージャーは、住宅会社業務を効率化するためのオールインワンツールです。
住宅会社のために作られており、顧客管理や現場・工程管理、営業支援を一気通貫で行えます。
本記事では、住宅会社業務の課題解決に最適なツール「ビジネス・プロセスマネージャー」の機能や評判・口コミを紹介します。
目次
ビジネス・プロセスマネージャーとは?
ビジネス・プロセスマネージャーは、住宅会社向けに作られた問題解決のためのオールインワンツールです。
顧客管理や現場・工程管理、マーケティング営業支援やコミュニケーションを会社全体で共有・管理できます。
スマホやタブレットに対応しているため、外出中の移動時間などでも情報共有や確認を行え、隙間時間を有効に使えるようになり、生産性向上につながります。
データはビジネス・プロセスマネージャーに蓄積されるため、担当者の変更があっても引き継ぎ業務はほとんど必要ありません。
蓄積された情報から分析レポートを作成できるため、経営方針や営業方法の改善などに活用できます。
会社概要
ビジネス・プロセスマネージャーを開発・販売・サポートをおこなっている、株式会社CRMは2007年1月30日に設立されました。
株式会社CRMの公式サイトはなく、会社の所在地しか確認できませんでした。
名称 | 株式会社CRM |
所在地 | 東京事務所 東京都港区浜松町1-30-5 浜松町スクエアstudio1804 |
設立 | 2007年1月30日 |
ビジネス・プロセスマネージャーのサービス
ビジネス・プロセスマネージャーのサービスを用途別に紹介します。
顧客管理
あらゆる顧客情報を一元管理し、部署に関係なく全員が同じ情報を共有できます。
情報の入力は簡単で、一度情報を入力すると、新規引合からアフター管理まで活用可能です。
顧客から連絡があった場合、過去の対応履歴を確認すると、担当者でなくても今までの経緯を把握した上で顧客対応ができます。
またカルテ機能では、顧客に関わる下記の情報を保存できるため、アフターフォローを行う際に便利です。
- 図面
- 地図
- 申請書などの書類
- 施工写真
工程・現場管理
工程表を作成すれば、表示方法を変更するだけで、下記の情報を簡単に確認できます。
- 全体工程
- 複数物件の一覧
- 協力業者の重複
工程表は用意されているテンプレートから作成します。
更新はマウスで簡単に行え、更新作業に手間はかかりません。
現場の進捗写真は、QRコードを利用して送信します。
受信した写真は、物件ごとに整理・保存され関係者全員と共有可能です。
写真を見るだけで、施工状況や進捗状況を簡単に確認でき、現場の状況を見える化します。
工程の進捗状況は会社全体で共有可能です。
進捗状況は入金予定とも関連してくるため、工事が予定通り進んでいない場合「入金予定の調整」や「状況に応じた対応策の検討」を行えます。
また進捗状況は、協力業者とも共有可能です。
物件に関係のある協力業者であれば、下記が可能になります。
- 登録されている資料の保存
- 工程表の閲覧
- 進捗状況の共有
さらに現場検査も簡単に行えます。
社内の現場チェックリストをテンプレートとして作成しておくと、各検査時にiPadを利用して簡単に現場チェック可能です。
チェックリストをテンプレート化すると、下記の用途でも活用できます。
- 担当者以外による判定
- 不合格時の再チェック
- 新人教育への活用
マーケティング営業支援
顧客管理で蓄積されたデータを分析・活用すれば、見込顧客の発見と契約率アップにつながります。
レポート機能は、新規来場者の分析や追客契約のマネジメントにも役立てることが可能です。
また営業進捗の可視化も行え、営業担当者の抱えている案件がどの段階まで進んでいるのかを一目で確認できます。
進捗の悪い担当者がいる場合は、早期にアドバイスや対策を講じることが可能です。
優秀な営業担当者の下記を分析し共有すれば、業務の標準化も行えます。
- 活動状況
- 案件進捗
- 提案資料
優秀な営業担当者の業務の進め方を経験の浅い担当者や新人教育へ落とし込むと、経験年数に関係なく優秀な営業担当者へ成長させることも可能です。
コミュニケーション
緊密なコミュニケーションを社内外関係なく、簡単に行うことが可能です。
タスクごとや組織ごとに連絡ができるため、円滑な情報共有に役立ちます。
スケジュールや・工程進捗をリアルタイムで共有できるため、協力業者と今後の予定を決める打ち合わせもスムーズに行うことが可能です。
下記も簡単に共有できるため、関係者を集めての情報共有の手間もかかりません。
- 図面
- 仕様書
- 地図
また実際に現場へ行かなくても、業務チャットや施工写真を確認するだけで、現場状況を簡単に把握できるため、移動時間や電話・FAXから解放されます。
ビジネス・プロセスマネージャーの特長
ビジネス・プロセスマネージャーの特徴は下記の通りです。
1,000社以上の工務店が導入
ビジネス・プロセスマネージャーは今まで、1,000社以上の工務店に導入された実績を持っています。
工務店が抱える課題や悩みを数多く解決してきた実績があり、ITツールの導入が初めての方でも安心して導入できるITツールといえるでしょう。
スマホ完全対応
ビジネス・プロセスマネージャーはスマホに完全対応しています。
時間と場所を選ばずに情報共有できるため、隙間時間を有効に活用でき帰社後の業務を減らし、残業時間の抑制や直行直帰が可能となり、働き方改革にもつながるでしょう。
iOS版のアプリもリリースしており、iPhoneやiPadを利用している方であれば、ブラウザでビジネス・プロセスマネージャーを利用するよりも、快適に使用可能です。
ビジネス・プロセスマネージャーの料金
ビジネス・プロセスマネージャーの費用は「初期費用+月額料金」から構成されます。
- 初期費用:200,000円(税別)
- 月額料金:24,000円(税別)
※上記の月額料金は10ユーザーの場合です。
※月額料金はユーザー数によって異なります。
ビジネス・プロセスマネージャー導入の流れ
ビジネス・プロセスマネージャー導入の流れは、公式サイトに情報はありませんでした。
ビジネス・プロセスマネージャー利用者の本音をチェック!
ビジネス・プロセスマネージャーの利用者は、どのような本音を持っているでしょうか。
導入前に、評判と口コミをチェックしましょう。
ビジネス・プロセスマネージャーの口コミ
複数案件が同時に進行している中でもそれぞれの作業が漏れることなくきちんとできるようになりました。
【引用】株式会社 楓工務店-ビジネス・プロセスマネージャー
対応履歴を残すようになってから、アフターメンテナンスのサービスの質が劇的に改善しました。しっかりとしたアフター対応で得た信頼関係が、新規の営業活動の大きな後押しとなり、紹介受注が平均6割を超えるようになりました。
【引用】株式会社 道北振興
BPMの導入をきっかけに「計画性を持ち業務を進める」仕組みが整い始めました。仕組みの定着とともに、会社全体でミスが減り、適切な利益が上げられるようになりました。
【引用】株式会社 ひかり工務店
結論:ビジネス・プロセスマネージャーの総合評価は★★★★☆
「作業を並行しても漏れがなくなった」と評価する口コミがありました。
しばらく接点のなかった顧客から連絡があっても、過去の履歴を確認すれば担当者以外でも適切な対応が行えます。
「アフターメンテナンスの質が向上した」と評価する声もありました。
以前の工事のときに用いた部材や施工した業者リストが残っていれば、メンテナンスの提案や対応も行いやすく、顧客満足度向上につながるでしょう。
「計画性を持って業務を進める仕組みが整った」との声もあります。
計画的に業務を進めれば、無駄が減り利益率の向上につながります。
まとめ
ビジネス・プロセスマネージャーは、住宅会社向けのオールインワンツールです。
顧客管理や現場・工程管理、マーケティング営業支援やコミュニケーションなどを工務店業務に必要機能が一通り揃っています。
スマホやタブレットに対応しているため、場所と時間を選ばずに情報の共有と確認が行えるため大変便利です。
データはビジネス・プロセスマネージャーに蓄積されるため、顧客からの急な連絡があっても過去の履歴を確認するだけで、誰でも適切な対応が行えます。
蓄積された情報から分析レポートを作成できるため、経営方針や営業方法の改善、新人教育などに活用可能です。
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自社に最適なツールを導入するためには、しっかりとした比較検討が重要です。
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また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。
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