無料テンプレートはこちら

建設業の景気はどうなる?オリンピック後の動向と今後の課題を解説

建設業界は東京オリンピック開催前後で堅調に売上が増加しています。また今後も売上の増加が続くと予想されています。

今回の記事では、オリンピック後の建設業の景気に関して今後の課題も含めて解説をしていきます。
今後の建設業界がどうなっていくか気になる方はぜひ参考にしてみてください。

東京オリンピック開催後の建設業動向

東京オリンピック開催後の建設業動向

東京オリンピックは様々な制約の中で開催されたこともあり、多くの関連する消費、経済にもさまざまな影響を与えました。建設業も影響を受けた業種の1つです。

建設業の景気は今後どうなっていくのか気になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、建設業界は東京オリンピック開催後も堅調に売上が増加しています。

帝国データバンクが2021年9月におこなった全国24,516社を対象とした調査によると、オリンピック開催後は多くの業界で売上が増加傾向にあり、建設業もオリンピック開催前から開催後のいずれの期間においても売上額が大きく上昇していました。

東京五輪の開催で売り上げは増加とする割合と売り上げ平均額(業界別)
【引用】東京五輪のレガシー、今後5年間で8兆8千億円の売上増を期待

特にオリンピック開催前は、競技施設・宿泊施設などの新設やインフラ整備などが数多くおこなわれたこともあり、建設業は売上高平均額が3,973万円と全業種の中で最も高くなっています。

本調査でも報告されていますが、建設業も含め今後5年間で8兆8000億円の売上増加が見込めるとのことで、現状は堅調に景気が推移していると考えられます。

今後の建設業の景気はどうなる?

今後の建設業の景気はどうなる?

今後も建設業界には安定的に需要が見込め、堅調に景気が推移していくものと考えられます。

今後の建設業界の景気動向に関してJAGフィールド株式会社が建設業界従事者1,021人を対象におこなった「オリンピック・パラリンピック後の建設業界の動向」で、以下のデータが報告されています。

オリンピック・パラリンピック後の建設業界の動向
【引用】【オリ・パラ後の建設業界、景気はどうなる?】今から転職しても大丈夫?建設業の本音を徹底調査

上記のデータによると、オリンピック後に控えている注目の事業として「2025年の大阪万博」や「2027年開業予定のリニア新幹線に関連する工事」「高速道路リニューアルプロジェクト」など多くの大規模な事業での受注が見込めると建設業界従事者の方は回答しています。

建設業界では、これまでオリンピック後に工事の受注量が減ってしまうことなどを不安視されていましたが、仕事量という観点では安定した受注が見込める可能性があります。

また、オリンピック開催に至るまでは工事費が高騰する傾向があったため、オリンピック後に工事を延期する発注者も多く存在します。そういった観点からも建設業界では今後も安定的に需要が見込めるでしょう。

建設業界の今後の課題

建設業界の今後の課題

今後も安定的に需要が見込める建設業界ですが、一方で建設業界には多くの課題が残されています。

建設業界に今後のしかかる課題としては以下のものが考えられます。

建設業界の課題
  • 人材不足
  • 長時間労働
  • デジタル技術の活用

人材不足

建設業界は以前から人材不足が叫ばれている業界です。

国土交通省が報告している「建設産業の現状」では、建設業界の就業者数は1997年の685万人をピークに減少を続けており、2016年には492万人にまで減少しています。ピーク時と比較すると実に28%もの人材が減っていることとなります。

さらに建設業就業者の高齢化も問題とされています。

同じく「建設産業の現状」によると2016年時点で建設業就業者の内、55歳以上が約34%、29歳以下が11%と就業者に占める高齢者の割合が非常に高くなっています。

このことからも次の世代を担う若者が少なく、高齢化した現在の就業者が一斉に退職する場合に深刻な人材不足となることが予測されるため、人材不足の深刻化はより顕著になると考えられます。

【引用】国土交通省「建設産業の現状」

長時間労働

人材不足に関連した課題となりますが、「長時間労働」も建設業界で問題視されている大きな課題となっています。

厚生労働省が発表している2020年度の「毎月勤労統計調査」では、建設業の総労働時間は164.7時間と全産業の平均よりも30時間以上多い結果が報告されています。
年間の総労働時間も全産業と比較すると300時間以上多く、ワークライフバランスが重要視されている現代では好ましい労働環境とはいいづらいです。

優秀な人材を定着させるためにも、長時間労働を含めた就労環境の改善は建設業界への急務となっています。

【参考】厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和2年度分結果確報」

デジタル技術の活用

コロナ禍をきっかけに多くの業界でデジタル化が進んできましたが、建設業界も多くの業務がデジタル化されてきました。

しかし、就業者が高齢化しているなどの問題から最新のテクノロジーに知見を持った人材が不足しており、なかなかデジタル技術がうまく活用されていない現状があります。

建設業界に多くの需要が見込めたとしても、需要に対応できる業務体制が整っていなければ円滑に業務を進めることは難しくなるはずです。デジタル化に精通した人材の育成・登用をおこない、業務の効率化を図ることも建設業界の大きな課題といえます。

建設業界のデジタル化に関しては以下の記事でも取り扱っていますので気になる方はチェックしてください。

建設業のデジタル化とは?概要から具体例まで解説

建設業界が取り組むべき対策

上記の課題を受けて建設業界が取り組むべき対策とはどのようなものがあるでしょうか?

具体的には以下の2点が挙げられます。

建設業界が取り組むべき対策
  • 労働環境の改善
  • デジタル人材の活躍促進

労働環境の改善

優秀な若手の人材を定着させるには労働環境の改善は必須の対策となります。

国土交通省は「建設業働き方改革加速化プログラム」の中で、現状の建設業における労働環境改善に向けて取り組むべき項目として以下の3つを掲げています。

取り組むべき項目
  • 長時間労働の是正
  • 給与・社会保険
  • 生産性向上

「長時間労働の是正」に関しては、週休2日制の導入を徹底することが掲げられ、「給与・社会保険」に関しては適切な処遇を実現することが掲げられています。

上記2点に関しては先ほど紹介したJAGフィールド株式会社がおこなった同調査においても優秀な人材を確保するために必要な施作としても挙げられていた項目であり、今後取り組んでいくべき優先課題といえます。

【参考】国土交通省「建設業働き方改革加速化プログラム」

【参考】【オリ・パラ後の建設業界、景気はどうなる?】今から転職しても大丈夫?建設業の本音を徹底調査

デジタル人材の活躍促進

デジタル化に対応した人材が活躍する場を増やすことも、建設業界のデジタル化を進めるうえで重要な対策の1つです。

具体的な対策には大きなインセンティブを制度として設け、外部からデジタル化に精通した人材を招聘することが挙げられます。
また人材を招聘するだけでなく、社内でデジタル化に対する権限を持った推進部門を新たに設立することで、デジタル化の推進を進めやすい環境を整えることも有効といえます。

まとめ

建設業はオリンピック後も十分に安定的な需要が見込めます。

しかし、建設業では人材不足を筆頭に解決すべき課題も多くあることは事実です。課題が解決されないまま仕事を受けても十分なクオリティーの成果物を出すことは難しく、結果として利益を損なう可能性があります。

労働環境の改善のために、業務効率化ソフトの導入をおすすめします。

建築現場博士がおすすめする工務店・建築業界の業務効率化ソフトはAnyONEです。
導入実績2700社超の業界No.1基幹システムで、国交省「第一回 長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されています。

Excelのような操作感で、レイアウトもマウスで変更できるため、ITが苦手な方でも簡単にお使いいただけます。
また、システムの導入後も徹底的なサポートを受けられるため、安心して運用できるでしょう。

大手・中堅企業様から一人親方様まで規模感を問わず、業務状況に合わせて様々な場面でご利用いただけます。

AnyONEで効率化できる主な業務
  • 顧客管理
  • 工事・施工管理
  • 見積もり・実行予算・発注管理
  • 入出金管理
  • アフター管理
AnyONE
【引用】AnyONE

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。