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eYACHO for Businessの 評判や口コミは?デジタル野帳アプリの概要を解説

eYACHO for Businessの 評判や口コミは?デジタル野帳アプリの概要を解説

現場で働いている方の中には、野帳を使用している方も多いのではないでしょうか。野帳をデジタル化して、業務を効率化することができます。

この記事では、デジタル版の野帳である「eYACHO for Business」を取り上げ、その概要からサービス内容、特長、料金、実際に利用している方の口コミなどを紹介します。現場で働く方々の業務効率化につながるサービスであるため、ぜひ参考にしてください。

 eYACHO for Businessとは?

eYACHO for Businessとは、建設現場で使用される「野帳」をデジタル化したアプリです。

紙とペンを使っているような感覚で、自由に文字やイラストを手書きすることができます。建設現場で発生するあらゆる業務に対応しているため、導入することで業務効率化に繋げられるでしょう。

会社概要

eYACHO for Businessは、株式会社 MetaMoJiが提供しています。同社では、eYACHO for BusinessをはじめとしてIT技術を活用して現場の業務効率化につながるようなアプリやサービスの開発・提供を行っています。会社の概要は以下の通りです。

商号株式会社 MetaMoJi
英文表記MetaMoJi Corporation
事業内容ソフトウェアの開発・販売
決算期3月
役員代表取締役社長 浮川和宣 代表取締役専務 浮川初子 取締役 津田恭輔 社外取締役 富田克一 監査役 加藤彰
資格等ISO/IEC 27001:2013(JIS Q 27001:2014) 認証登録番号:IS 663162 クラウドサービスの運用業務のみ認証取得
【引用】会社概要 – 株式会社 MetaMoJi

eYACHO for Businessの機能

eYACHO for Businessの主な機能は、以下3点です。

eYACHO for Businessの機能
  • 写真やPDFに手書きできる
  • 帳票が簡単に作れる
  • リアルタイムで情報共有ができる

建設業のデジタル化とは?概要から具体例まで解説

写真やPDFに手書きできる

eYACHO for Businessでは、紙の野帳と同じように、手書きでメモを取ることができます。また、写真やPDFに手書きできることも大きな特徴です。

現場で撮影した写真をeYACHO for Businessに貼り付け、そのままメモを残すこともできます。事務所に戻って情報を整理するといったことも不要となるため、業務効率化につながります。

帳票が簡単に作れる

eYACHO for Businessを使えば、さまざまな帳票を簡単に作成することができます。

帳票は企業や現場によってフォーマットが異なるケースもありますが、eYACHO for Businessであれば、入力項目の変更などもできます。

また、担当者が出先や現場で帳票を作成し、その場で共有することも可能です。もちろん帳票へのデータ入力もできるため、時間や場所にとらわれることなく帳票作成ができます。

リアルタイムで情報共有ができる

eYACHO for Businessに記録されている情報は、リアルタイムで共有することができます。また、図面や現場写真などに、複数人が同時に書き込み共有できる「Share」機能も搭載しているため、現場と事務所、自社と取引先のオフィスなど離れた場所にいても、即座に情報の共有が可能です。情報共有がスムーズに行えれば、業務に関連する判断も早く下せるため、生産性も向上するでしょう。

eYACHO for Businessの特長

eYACHO for Businessの特長は、以下の11点です。

eYACHO for Businessの特長
  • 業務テンプレートの提供
  • 動画を使ったノートの作成
  • 情報の集約
  • 現場に応じた操作環境の構築
  • Office製品に対応
  • 既存システムとの連携
  • 計測機器との連携
  • 協力会社とも簡単にデータ共有
  • 読み込んだ図面に縮尺設定
  • 工事写真の有効活用
  • 改ざん検知

業務テンプレートの提供

eYACHO for Businessでは、各種業務テンプレートの利用が可能です。

例えば、作業予定表や現場配置図など、現場で使用する機会の多い業務テンプレートもあります。また、テンプレートは現場で情報を入力することもできるため、事務所に戻って作成するといった手間もかかりません。

動画を使ったノートの作成

eYACHO for Businessは文字の書き込みだけでなく、動画を活用したノートの作成にも対応しています。具体的には、現場で撮影した動画をノートに貼り付けることで、ノートに書き込んだメモやそのほかの写真や図面などの関連情報をまとめて管理できます。「ノートと写真はあるが、動画はどこに保存したか覚えていない」といった心配もありません。

情報の集約

メモや写真、PDF、動画などで現場に関連するさまざまな情報を集約することが可能です。集約された情報は、必要なデータのみを集めて表示させることができるほか、外部サービスの情報と形式を合わせて、表などで表示することもできます。

現場に応じた操作環境の構築

会社や現場、業務によって必要なサービス、機能は異なりますが、eYACHO for Businessを利用すれば、現場や業務に応じた最適な操作環境の構築が可能です。

例えば、業務で必要なアイテムやコマンドをまとめたツールボックスを作成し共有することができます。また、ノートに業務に必要なフォームをセットしておくことで、ノートを開いてそのまま業務を始めることも可能です。

そのほかにも、UIカスタマイズによって操作性が大幅に向上している点も、eYACHO for Businessの特長です。目的に応じてUIの構成を変更できるため、業務に必要な機能のみを集めたメニューを作ることもできます。

Office製品に対応

eYACHO for Businessは、Office製品に対応しています。例えば、WordやExcelなどで作ったデータをWindowsのパソコンを経由してeYACHO for Businessに取り込むことも可能です。そのため、パソコンで資料を作ってeYACHO for Businessに取り込み、現場で作業する際に活用するといった使い方もできるでしょう。

既存システムとの連携

eYACHO for Businessは、外部システムとの連携にも対応しています。例えば、PDFの取り込みや図面管理システムとの連携、CSV形式での出力などが行えるため、すでに社内でシステムを導入しているといった場合でも、eYACHO for Businessを導入しやすいでしょう。

また、連携によってデータの有効活用も可能となります。

計測機器との連携

eYACHO for Businessは、現場で使用する機会の多い各種計測機器との連携にも対応しています。

例えば、計測機器で測定した値はBluetooth経由でeYACHO for Businessの帳票にそのまま入力することが可能です。データの入力は機器から直接行われるため、人手によるミス防止にも繋がります。

測定結果は現場でそのまま入力できるため、事務所に戻って作業をする必要がありません。

協力会社とも簡単にデータ共有

工事現場の場合、自社だけでなく協力会社と一緒に作業を行うこともありますが、eYACHO for Businessを利用すれば、協力会社とのデータ共有も簡単に行えます。また、協力会社が変更となった場合でも、eYACHO for Businessを使ってスムーズに情報の引き継ぎをすることも可能です。

読み込んだ図面に縮尺設定

eYACHO for Businessには、読み込んだ図面に縮尺を設定する機能が搭載されているため、PDFで読み込んだ図面にも簡単に縮尺を設定できます。

縮尺に連動した定規やアイテムを活用することで、現場にいながら簡易作図をすることも可能です。

工事写真の有効活用

eYACHO for Businessでは、工事写真台帳や出来形管理表の自動作成・電子納品に対応しているため、工事写真の有効活用が可能です。

撮影した写真を出力しメールで送信する、オンラインストレージに保存するといったことも行えます。

改ざん検知

eYACHO for Businessは、改ざん検知機能も搭載しているため、安心して業務で利用することができます。

セキュリティ面に関しても、アクセス権限の設定ができるため、企業や現場の規模に関係なく導入可能です。

eYACHO for Businessの料金

eYACHO for Businessには、法人向けと個人向けがあり、それぞれ価格が異なります。法人向けの料金は以下の通りです。

【引用】eYACHO for Business

法人版は、30日間の無料体験が利用できるため、まずはお試しで使って見て、そのうえで導入を判断するといいでしょう。

一方で個人向けの料金は以下の通りです。

【引用】e YACHO for Business

こちらは、フリー版とスタンダード版が用意されており、フリー版は無料で利用できます。フリー版は機能に制限があるため、必要に応じてスタンダード版へと移行するといいでしょう。

なお、eYACHO for Businessを導入する際には、以下のようなサービスを受けることができます。

【引用】e YACHO for Business

eYACHO for Businessには興味があるものの、上手く扱える自信がない、実際に業務で使えるのか不安といった場合は、これらのサービスの利用を検討するといいでしょう。

eYACHO for Business導入の流れ

eYACHO for Businessを導入する場合、法人向けであれば、まず体験版の申し込みを行います。体験版は、eYACHO for Businessの公式ホームページから申し込みでき、申し込み後はすぐにアカウントが発行されます。

個人向けの場合は、アプリのインストールを行います。最初はフリー版となっているため、必要に応じてアプリ内で課金を行いスタンダード版へと移行してください。

eYACHO for Business利用者の本音をチェック!

ここでは、eYACHO for Businessを実際に利用している企業の口コミを紹介します。導入によってどのような変化があったのか、興味のある方はぜひ参考にしてください。

eYACHO for Businessの口コミ

以下は、eYACHO for Businessを実際に利用している企業の口コミです。

全立会 150-160 回のうち約半分を遠隔で行った。現場に出向く必要がなくなるので、事務所から現場への移動、複数現場間の移動、立会前後の待機時間、早朝・業務時間外勤務などが不要になり、従来の立会なら 500 時間以上かかっていた移動時間を 240 時間に削減できた。

【引用】導入事例 東日本高速道路株式会社 様 – eYACHO for Business

現場では、工程について職人さんに聞かれることがあります。図面は持ち歩くことが多いのですが、工程表までは持ち歩くことがなく事務所に戻って確認する必要がありました。今ではeYACHOに取り込める資料はとことん取り込んでペーパーレスで常に持ち歩けるので、事務所に取りに戻らなくても現場で確認して回答できます。また、工程表にはその日の担当者や工程追加があった場合もすぐにメモしておけます。無くしませんし、印刷して配ることも出来ます。

【引用】導入事例 青木あすなろ建設株式会社 様 – eYACHO for Business

口コミからは、eYACHO for Businessの導入によって、業務の負担が軽減されていることがわかります。立会いにかかる移動時間や事務所に戻っての作業など、現場の仕事にはさまざまな手間が伴いますが、eYACHO for Businessを利用することで、このような手間を取り除くことができます。また、従来は現場でできなかった工程表の確認や工程の追加など、さまざまなことができるようになった点も大きな特長だと言えるでしょう。

結論:eYACHO for Businessの総合評価は★★★★☆

eYACHO for Businessを導入することで、これまで事務所に戻って行っていた各種作業を現場でそのまま行うことができます。

担当者の業務負担が軽減されるほか、情報共有もスムーズに行えるため、業務全体の効率化にもつながるでしょう。

野帳を利用する方は、業務効率化を実現するeYACHO for Businessの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

【AnyONE(エニワン)編】料金や口コミは?気になる工務店向けサービスを徹底調査! | 建築現場の知恵袋

まとめ

今回は、eYACHO for Businessの概要からサービス、特長、料金、口コミなどを紹介しました。eYACHO for Businessは現場作業で頻繁に使用する野帳をデジタル化したものです。紙に書き込む感覚で、PDFや写真、図面への書き込みが行えます。また、現場から帳票作成や情報共有もできるため、工務店の業務効率化にもつながります。

野帳だけでなく、現場管理や顧客管理、予算の管理など幅広い業務をデジタル化したい場合は、工務店業務全般を効率化できるシステムの導入を検討してはいかがでしょうか。

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