Fileforce For Constructionは、建設業者向けのクラウドストレージサービスです。
この記事では、Fileforce For Constructionの概要や主なサービス、特長、料金などについて解説します。
導入によって情報の管理、共有、確認がスムーズになり、業務効率化を図ることができます。業務負担を軽減したい建設業の担当者はぜひ参考にしてください。
目次
Fileforce For Constructionとは?
Fileforce For Constructionとは、工務店などの建設業者向けのクラウドストレージです。
建設業の業務に応じた機能を搭載しており、業務効率化はもちろん、各企業の売上アップにも貢献してくれます。
ファイルの管理や共有も簡単にでき、パソコンはもちろんタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末からでも利用できるため、時間や場所を問わずいつでもどこでも必要な情報にアクセスできます。
会社概要
Fileforce For Constructionは、ファイルフォース株式会社が提供しているサービスです。
同社では、これまでFileforceというクラウドストレージサービスを展開していましたが、建設現場におけるICT活用を強みとしている企業と提携し、2021年3月から建設業に特化したFileforce For Constructionの提供を開始しています。
同社の会社概要は以下の通りです。
商 号 | ファイルフォース株式会社 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3F ※サービスに関するお問い合わせは、すべてお問合せより承っております。 |
サービス開始 | 2014年4月 |
資本金 | 2億4925万円 |
代 表 | サルキシャン アラム |
所属団体 | ・一般社団法人 日本クラウドセキュリティアライアンス (CSAジャパン) ・一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ) ・一般社団法人日本情報システムユーザー協会(JUAS) ・Made In Japan Software & service consortium(MIJSC) ・ASP・SaaS・IoT クラウド コンソーシアム(ASPIC) ・公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA) ・東京商工会議所 ・一般社団法人ITキャリア推進協会 ・公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(JIIMA) |
Fileforce For Constructionのサービス
ここでは、Fileforce For Constructionで利用できる主なサービスについて解説します。
具体的なサービスは以下の通りです。
マルチデバイス
Fileforce For Constructionは、パソコンだけでなく、Fileforce Driveやモバイル端末でも利用できるマルチデバイスです。
そのため、社内にいるときにパソコンで資料をアップしておき、社外から確認するといったこともできます。
必要な情報を確認するために現場にノートパソコンを持参する、わざわざ会社に持って確認するといったことが不要となるため、業務効率もアップします。
自動タグ付け高度検索機能
Fileforce For Constructionでは、ただ単に情報を管理・共有するだけでなく、情報の活用しさすさも重視しています。
自動タグ付け高度検索機能では、建設業向けのタグテンプレートを提供しており、タグの自動付加や検索機能など必要な情報をすぐに確認できる仕組みが整っています。
情報はただ貯めるだけでは不十分で、活用してこそ価値が生まれるものです。
自社に蓄積されているノウハウを十分に活用できていない企業にとっては大いに役立つ機能だといえます。
社外連携プロジェクト管理機能
建設業の場合、協力会社をはじめとして社外の人と情報を共有する機会も少なくありません。
Fileforce For Constructionには、社外連携プロジェクト管理機能がついており、協力会社とも安全にファイル共有がおこなえます。
URLを活用してファイルを共有するため、手間もかかりません。
また、サブフォルダへは権限設定もできるため、現場の関係者のみに情報を共有したいときなどにも活用可能です。
オートタイムラプス機能
Fileforce For Constructionには、オートライムプラス機能が備わっています。
現場に設置するネットワークカメラに内蔵されているアプリケーションとして現場の状況を録画したうえでクラウド上に保存してくれます。
動画は、現場のその日1日の進捗状況をわずか数分で確認できる仕組みとなっているため、現場管理の担当者の手間を大幅に省くことが可能です。
また、オートタイムプラス機能で録画した動画は、フル録画による動画よりもデータサイズが小さいため、データ保管コストの削減にもつながります。
データを残して新入社員の教育に使用することもできるでしょう。
大容量ファイルの共有
Fileforce For Constructionは、大容量のファイル共有に対応しているため、共有までに時間がかかるといった心配はありません。
回線や端末へ大きな負荷をかけることなくスムーズにファイルや資料の共有が可能です。
Fileforce For Constructionの特長
ここでは、Fileforce For Constructionの主な特長をご紹介します。
具体的な特長は以下の通りです。
時間や場所に関係なく資料確認ができる
Fileforce For Constructionは、マルチデバイス対応であるため、社内はもちろん外出先からでも利用可能です。
例えば、取引先との商談前にもう一度資料を確認しておきたい、現場から見積書を確認したいといった時でもスムーズに確認できます。
また、インターネット環境さえあれば利用できるため、テレワークの際にも活躍してくれるでしょう。
データを守る
Fileforce For Constructionにファイルをアップロードすると、暗号化されたうえで複数のデータセンターに複製化されるためデータ保護の観点からも安心して利用できます。
従来のように、バックアップの作成が不要となるほか、データ破損を常に気にする必要もありません。
必要な情報がすぐに見つかる
Fileforce For Constructionは、自動タグ付けに加えて検索機能も備わっているため、必要な情報も瞬時に見つけることができます。
大量のファイルや情報を管理していても探す手間がかからないため、過去の資料やファイルをノウハウとして活用することも可能です。
操作が簡単
Fileforce For Constructionは、シンプルなデザインとなっており、操作も簡単にできます。
新しいツールを導入したものの、現場の従業員が使いこなせず活用されていない、といった事態に陥る心配もないため、安心して導入できるでしょう。
Fileforce For Constructionの料金
Fileforce For Constructionは、IDごとに料金が発生する仕組みとなっており、1IDあたり、1,500円/月で利用可能です。
ただし、ID価格は数量によって変わるため、詳しい価格は運営会社に問い合わせて確認してください。
。
そのほかにも、Fileforce For Constructionで利用できる機能の中にはオプションサービスとなるものもあるため注意が必要です。
Fileforce For Construction導入の流れ
Fileforce For Constructionを導入したい場合、まずは運営会社であるファイルフォース株式会社に問い合わせてください。
問い合わせは、Fileforce For Constructionの公式ホームページからおこなえます。
Fileforce For Construction利用者の本音をチェック!
ここでは、Fileforce For Constructionを実際に利用した人がサービスをどのように評価しているのか、口コミをご紹介します。
Fileforce For Constructionの口コミ
Fileforce For Constructionに関する口コミは見つかりませんでした。
サービスがスタートして日が浅いため、まだメジャーなサービスではないかもしれません。
結論:Fileforce For Constructionの総合評価は★★★☆☆
Fileforce For Constructionを導入することで、社内外の関係者との情報共有がスムーズにできます。
また、マルチデバイス対応であるため、社内はもちろん出先や現場などからでも情報にアクセスできる点も大きな魅力です。
オートタイムラプス機能を利用して現場の進捗管理をおこなえば、施工管理担当者の負担も軽減されます。
一方で、サービス自体がスタートしてまだ日が浅いということもあり、口コミが見られないなど、今後の利用者拡大が期待されます。
まとめ
今回は、Fileforce For Constructionについて、サービスの概要や特長、料金などについて開設しました。
Fileforce For Constructionでは、大容量のクラウドストレージやタグ付け機能、オートタイムプラス機能など建設業の業務効率化に寄与する便利な機能を多数搭載しています。
業務効率化を進めたい担当者は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、帳票や資料の管理だけでなく、作成も効率化したい場合は工務店業務全般を効率化できるシステムを導入しましょう。
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