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【図解付き】建設業の見切りとは?専門の通販サイトも紹介

建設業の見切り材とは、仕上げ材の端を見切るために用いられる部材です。

見切り材は様々な種類があるため、経験の浅い積算業務担当者は、協力業者に見積り依頼をおこなう際、苦労しているのではないでしょうか。

建築業界になじみが無い積算担当者に向けて本記事では、画像付きで見切りについて解説します。

また積算の参考となるように、見切り材が購入できる通販サイトを3つ紹介します。

見切り材は建築資材の中でも、最も使用する資材の1つです。

本記事を一読すると、見切りについて基本的な知識が身につき、積算業務をスムーズにできるようになります。

本記事は下記のような方におすすめです
  • 見切りについていまいち理解できていない
  • 画像付きで見切り材の事を知りたい
  • 見切り材が買える通販サイトを知りたい

見切りとは?

見切りとは?
【引用】下がり壁を綺麗に納める案-建築の仕事と納まり詳細と

見切りとは、内装・外装問わず、仕上げ材・部分の端や境界線のことです。

見切りは見切り材とも呼ばれます。

また材質はさまざまで、主な材質は以下の通りです。

見切り材の主な材質
  • アルミ
  • ステンレス

見切り材の目的は、建材やクロスの端・境界線を隠すことです。

建材屋クロスの端や境界線が見えていると、見栄えが悪いだけでなく、手が触れると怪我をしてしまう恐れがあります。

見切り材で端・境界線を隠すことで、見栄えを良くし居住者の安全を守ります。

見切りの種類

見切りの種類

見切りの種類は複数あり、使用される場所によって呼び名が変わります。

見切りについてあまり詳しくない方に向けて、代表的な四つの見切りを紹介します。

見切りとは
  • 床見切り
  • 壁見切り
  • 天井見切り
  • 額縁

床見切り

【引用】(198)床の見切り材-リノベーションしたビルに住む

床見切りとは、床の仕上げ材の切り替え部分に使用される見切り材です。

上記の画像では、上部の床材が石柄の塩ビシート、株の床材がフローリングとなっています。

床見切りを使用すると、両者の床材の端が見えないため、見栄えがすっきりしています。

壁見切り

壁見切り

壁見切りとは、腰壁とクロスの切り替え部分に使用される見切り材です。

また上記画像のように基礎コンクリートと壁クロスの切り替え部分にも使用されます。

【引用】KB-4750-1 Sフロア 腰壁シート 見切り材-アウンワークス

コーナー専用に入隅用・出隅様に分けて、壁見切り材が用いられることもあります

見切材より上の白い部分がクロスで、見切り材より下の部分が腰壁です。

さらに床と壁の接する見切り材を「巾木(はばき)」と言います。

天井見切り

天井見切り

天井見切りとは、天井材とクロスの切り替え部分に使われる見切材です。

上記の画像では木を使用していますが、アルミや塩ビが用いられることもあります。

また職人さんの中には、天井見切りを「フクビ」と呼ぶ方もいます。

フクビとは、見切り材を開発・販売しているメーカーです。

アルミ・塩ビといった木以外の天井見切りは、フクビ化学工業株式会社の製品を使用する職人が多く「天井見切り材=フクビ」との認識が広まりました。

フクビ化学工業株式会社 天井見切り
【引用】建材総合カタログ-フクビ化学工業株式会社

額縁

建築業界で言う額縁とは、サッシやドアと壁仕上げ材の境目を隠す見切り材です。

額縁は取り付けられる場所や方向によって以下のような呼ばれ方もします。

  • 上額縁:上枠
  • 左・右額縁・縦枠
  • 下額縁:下枠・膳板

額縁は四方に回っていることもあれば、下枠だけなく三方だけまわっているケースもあります。

四方に回っている額縁を「四方枠」、三方に回っている額縁を「三方枠」と呼びます。

見切り材を取り扱う通販サイト

見切り材を取り扱う通販サイト

見切り材が、取り扱われている通販サイトを3つ紹介します。

見切り材の実物と価格がイメージできない方は、下記で紹介する通販サイトを参考にしてください。

見切り材を取り扱う通販サイト
  • モノタロウ
  • Sonitech(ソニテック)
  • アウンワークス

モノタロウ

モノタロウ
【引用】モノタロウ

モノタロウは、株式会社MonotaROが運営している建設現場で使用する工具を中心とした通販サイトです。

現在は、工具だけでなく衣料品や文房具など一般消費者が使用する商品も注文できます。

2023年2月現在当日出荷できる商品が61万点あり、以下のような不測の事態があっても資材を調達可能です。

  • 図面と違う資材を調達してしまった
  • 資材の数が足らない
  • 注文した資材が別の現場に配送されてしまった

1回の注文で7,000円以上購入すれば、同じ月に何回買っても送料が無料になります。

さらに定期注文対応しており、消耗品や毎月使用する資材の注文忘れをなくせるのがメリットです。

また定期注文は注文の手間が省け、現場担当者の負担軽減につながります。

加えて最大22%の割引価格で購入できるため、現場の利益率向上も可能です。

また法人や個人事業主なら請求書払いが認められており、経費精算の手間がかかりません。

Sonitech(ソニテック)

itech(ソニテック)
【引用】Sonitech(ソニテック)

Sonitech(ソニテック)は、ソニテック株式会社が運営しているプロ向けの建築資材を取り扱っているの通販サイトです。

ソニテック株式会社は、株式会社LIXILの子会社のため、安心して利用できる通販サイトと言えるでしょう。

建築資材以外にも以下を取り扱っています。

  • 梱包資材
  • 産業機器
  • 木工機械

請求書払いが可能で、担当者が立て替える必要はありません。

さらに配送先は現場を指定できるため、担当者が事務所から資材を現場に運ぶといった手間を削減可能です。

2023年2月現在、5,000円以上の購入で送料無料になるキャンペーンをおこなっています。

必要な機材が多い方は、一度にまとめて購入すると送料を節約できます。

ただし、沖縄県や離島など特定地域への配送はおこなっていないため、注文前に配送が問題ない地域か確認しましょう。

アウンワークス

アウンワークス
【引用】アウンワークス

アウンワークスとは、野原ホールディングス株式会社が運営しているプロを対象としている建材通販サイトです。

床材見切り材といった内装材以外にもエクステリア・サイディングなど外装材も取り扱っています。

倉庫によっては当日引き取りがおこなえ、急に建築資材が必要になったケースでも対応が可能です。

またお客様満足度は96%と非常に高く、一度利用したらまた利用したくなる通販サイトと言えるでしょう。

現在の通販サイトの利用を検討している方は会員登録してはいかがでしょうか。

また公式LINEアカウントの登録で、毎月必ずクーポンをゲットできます。

まとめ

本記事では、見切り材の解説と見切り材が購入できる通販サイトの紹介をおこないました。

見切り材は、取り付け箇所によってさまざまな名称があり、材質も複数あります。

そのため建設業に馴染みのない積算担当者は、精度の高い積算ができないと悩むことも多いでしょう。

まだまだ建設業の知識に自信のない積算担当者は、本記事を参考に積算業務をおこなってください。