従来工務店の集客手法はチラシポスティングが一般的でした。
現在はWebを活用した集客がメインとなっています。
ただ、チラシポスティングもターゲットや方法によってはまだまだ有効です。
本記事では、工務店がチラシポスティングをおこなうメリット・デメリット、成功させるためのポイントについて解説します。
目次
工務店がチラシポスティングをおこなうメリット
集客活動の中で、工務店がチラシポスティングをおこなうメリットは以下の3つです。
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ネットに疎い世代にアプローチできる
1つ目のメリットはネットに疎い高齢者層にアプローチできることです。
現在は、消費者もネットを使って情報収集することが主流となっています。
しかしネットでの情報収集に疎い高齢者の情報源は、まだまだチラシやテレビという方が多いです。
高齢者であれば、バリアフリーへのリフォームや子供が独立したため手広くなった住宅の建て替え需要があります。
伝えたい情報が一目でわかる
2つ目のメリットは、一目で情報が伝えられることです。
チラシは1枚に伝えたい情報が全て載っているため、テレビのように情報の後出しがありません。
またパソコンやスマホのようにスクロールする必要もないため、顧客に伝えたい情報を一度に訴求できます。
またチラシであれば文字の大きさを調整すれば、パソコン・スマホ・テレビよりも視認性が高くなるため、より注目して欲しい内容を目立たせることも可能です。
エリア・ターゲットごとの濃い情報を伝えられる
3つ目のメリットは、エリア・ターゲットごとに濃い情報を伝えられることです。
チラシは良くも悪くもスペースが限られているため、全ての情報を網羅することはできません。
言い換えれば情報の取捨選択をする必要があります。
チラシに記載する情報を選ぶためには、エリアやターゲットの絞り込みが必須です。
例えばアプローチしたいエリアを絞ると、以下のような濃いローカルの情報を伝えられます
- ◯◯町在住の方限定
- 徒歩圏内に病院があるため、いざという時も安心
現在は一般的な情報であれば簡単に入手できるようになっています。
そのためチラシポスティングをおこなうのであれば、その地域に住んでいる人でないとわからない情報、ターゲットに合う情報を記載するようにしましょう。
リアルイベントやホームページに誘導できる
4つ目のメリットは、チラシを経由してリアルイベントやホームページに誘導できることです。
チラシがきっかけとなって、さまざまなイベントやホームページなど自社のコンテンツに誘導できる可能性があります。
特にネットへの情報収集が当たり前となっている20代から30代をターゲットにするのであれば、QRコードの設置などで、SNSやホームページへ誘導できる仕掛けを用意しましょう。
工務店がチラシポスティングをおこなうデメリット
工務店がチラシポスティングをおこなうデメリットは以下の3つです。
若年層に届きにくい
先述したようにチラシは若年層に見てもらいにくいです。
20代〜30代の若年層の情報収集手段はネットやSNSが大部分を占めます。
そのため若年層はポストにチラシが入っていることを確認しても中身までは見ない、チラシとわかった時点で捨ててしまう可能性が高いです。
チラシポスティングの対象を20代〜30代とする場合は、以下のような工夫をおこない、チラシが自分たちにとって有益だと思われる必要があります。
- キャンペーン情報を記載する
- 住宅ローンの組み方などの相談会の予定を記載する
- SNSやホームページを確認できるQRコードを記載する
チラシポスティングで20代〜30代を対象とするならば、上記のような創意工夫でターゲットの目を惹けるかがポイントです
デザイン・構成を考えるのが手間
チラシはデザイン・構成を考えることが手間です。
デザインや構成は、自社の強みや伝えたいこと、ターゲットによって異なります。
上記のことを考慮して、デザインや構成を考えることは慣れていないと非常に難しいです。
従業員にデザインが得意な方がいれば、内製化は可能かもしれません。
しかし得意な方がいなければ、外注しなければならず費用がかかってしまいます。
チラシのデザイン構成に悩んでいるという方は、無料テンプレートの活用がおすすめです。
テンプレートを活用すれば、指定された箇所の文字や写真を変更するだけで、誰でも簡単に見栄えのいいチラシが作成できます。
おすすめのテンプレートは、エニワン株式会社が提供している無料テンプレートです。
こちらのテンプレートはPowerPointデータのため、自社で簡単に編集出力がおこなえます。
また利用するための費用は一切かかりません。
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ポスティングに費用がかかる
ポスティング自体に費用がかかることもデメリットです。
当然ですが、作成したチラシはポスティングしなければ顧客に見てもらうことはできません。
そのためチラシポスティングをおこなう前には、チラシの作成費用とポスティング費用を合わせて、どのくらい費用がかかるのか調べておきましょう。
またポスティングにかかる費用は、配布方法によって異なります。
投函禁止の方を除き、エリア内全ての住宅・マンションに配布する「ローラー配布」の相場は1枚あたり3円〜6円です。
マンションだけに絞るなど対象限定して配布する「セグメント配布」の相場は、1枚あたり5円〜10円です。
ただし、上記の金額は配布物の大きさによっても変動する可能性があります。
詳しくはポスティング会社へお問い合わせください。
工務店がチラシポスティングを成功させるためのポイント
工務店がチラシポスティングを成功させるためのポイントは以下の3つです。
行動を促す
チラシでは、顧客に行動を促しましょう。
住宅やリフォーム費用は高額になりやすいため、チラシだけで成約につなげることは難しいです。
このためチラシでは集客をメインとし、成約につなげるための相談会・勉強会、住宅展示場などに誘導しましょう。
誘導のためには、チラシを見た方にどのような行動をとってほしいのか明記することが重要です。
また行動を促すためのキャンペーンを打つことも有効です。
例えば「◯日までに相談会を申し込んでくれた方には、Amazonギフト券をプレゼント!」というようなキャンペーンが考えられます。
繰り返しますが、チラシでの制約は難しいです。
チラシは、成約につながるコンテンツを誘導するために用いることをおすすめします。
ターゲットを明確にする
チラシでアプローチしたいターゲットは明確にしましょう。
チラシはスペースが限られており、全員を対象にした情報を記載するだけのスペースがありません。
限られたスペースに十分な情報を記載するためには、チラチでアプローチしたい層を明らかにする必要があります。
Webと連動させる
チラシを有効活用するためには、Web他の連動が欠かせません。
先述したようにチラシだけで、住宅やリフォーム工事の成約は難しいです。
そのためチラシでは集客をおこない、SNSや自社のホームページ誘導するのはおすすめです。
自社のことをあまり知らない顧客に、いきなり相談会・勉強会などオフラインのイベント参加を促してもなかなか行動してくれません。
SNSホームページに誘導して、顧客に自社のことを知ってもらい認知度を高めましょう。
定期的な情報発信により、自社のブランディングつながり、一度を高められます。
まとめ
本記事では、工務店がチラシポスティングをおこなうメリット・デメリット、成功させるためのポイントについて解説しました。
工務店がチラシポスティングをおこなうメリットは以下の4つです。
- ネットに疎い世代にアプローチできる
- 伝えたい情報が一目でわかる
- エリア・ターゲットごとの濃い情報を伝えられる
- リアルイベントやホームページに誘導でき
しかし「チラシのデザインや構成のハードルが高い」と感じており、チラシポスティングを始められない方もいるでしょう。
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