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【2024年】トライブリッド蓄電池システムの補助金|お得な導入方法

新しい電力活用の方法として注目の「トライブリッド蓄電池システム」は、2024年の各種補助金の対象となっています。

この記事では、トライブリッド蓄電池システムや電気自動車購入に活用できる補助金、補助金なしでお得に購入する方法を紹介します。

こちらの記事はこのような方におすすめです
  • イブリッド蓄電池システムで使える補助金を知りたい
  • 施主にトライブリッド蓄電池システムをお得に導入する方法を伝えたい

トライブリッドとは?価格と費用内訳も解説

トライブリッドとは?価格と費用内訳も解説

トライブリッドとは、太陽光パネルと蓄電池、V2Hを3つ連携させる電力活用法です。

上記3つの設備機器のほかに、トライブリッドパワーコンディショナーを導入して連携させれば、太陽光パネルで発電した電力を最大限活用できます。

トライブリッドとは?価格と費用内訳も解説
  • トライブリッド蓄電池システムの価格
  • トライブリッドの設置にかかる費用の内訳

トライブリッド蓄電池システムについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

トライブリッド蓄電池システムの価格

トライブリッドを実現させるには、トライブリッドに対応したパワーコンディショナーを既存の設備に後付けするか、トライブリッド蓄電池システムを導入する必要があります。

例としてトライブリッド蓄電池システムの価格を紹介します。

例えば、トライブリッド蓄電池システムの製品一覧を紹介します。

タイプ容量シリーズ名メーカー希望小売価格(税抜)
トライブリッド蓄電システム4.9kWh/7.4kWh/9.9kWh/14.9kWhESS-T3シリーズトライブリッドパワコン¥1,200,000
蓄電池ユニット4.9kWh¥1,200,000
蓄電池ユニット7.4kWh¥1,700,000
V2Hスタンド(一体型)¥1,300,000
V2Hスタンド&V2Hポッド(3.5m)¥1,500,000
V2Hスタンド&V2Hポッド(7.5m)¥1,600,000
トライブリッド蓄電システム4.0kWh/8.0kWhESS-T1ESS-T2シリーズトライブリッドパワコン※¥1,100,000
V2Hスタンド¥1,100,000
蓄電池ユニット¥900,000
※ESS-T1の場合。
ESS-T2は¥1,000,000です。
引用:ニチコン公式ホームページ 

発電容量によって価格は異なりますが、セット購入した場合は300万円以上の費用がかかります。

高価なシステムではありますが、太陽光パネル単体での利用より節電効果は大きくなります。

トライブリッドの設置にかかる費用の内訳

トライブリッドの設置にかかる費用の内訳は以下のとおりです。

トライブリッドの設置にかかる費用の内訳
  • 太陽光パネルの購入・設置費用…約85〜143万円
  • トライブリッド蓄電システムの購入価格・設置価格…約300万円
  • 保証・各種申請費用
  • 電気自動車購入費用…約200万円〜

太陽光パネルを設置し、さらにトライブリッド蓄電池システムを導入すると、その時点で400万円程度の予算が必要です。

また、V2Hの活用に不可欠な電気自動車を新たに購入するとなると、さらに200万円以上かかります。

【2024年最新】トライブリッドの導入に利用できる補助金

【2024年最新】トライブリッドの導入に利用できる補助金

トライブリッドの導入は購入する設備機器の多さもあり、非常に高額です。

しかし、施主の負担を減らす補助金を活用すればかなり負担を抑えられます。

【2024年最新】トライブリッドの導入に利用できる補助金
  • クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金
  • DR対応蓄電池 電力需給ひっ迫補助金(DR補助金)
  • ZEH/ZEH+補助金
  • CEV補助金
  • 自治体の電気自動車に対する購入補助金

クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金

クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金とは、簡単にいうとトライブリッド蓄電池システムやV2Hシステムなどの導入に利用できる補助金です。

電気自動車の利用に必須の充電・充てんインフラ導入まで補助し、電気自動車の普及率を高めることが目的です。

トライブリッド蓄電池システムのV2H部分において、補助金を利用できます。

事業名称クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金
補助金名称充電設備・V2H充放電設備・外部給電器補助金
補助金上限金額設備費:30万円工事費:15万円
交付申請期間第1期:2024年6月20日17:00〜7月17日13:00(期間終了※2024年8月20日時点)
第2期:2024年8月19日13:00〜2024年9月30日
対象製品ニチコン トライブリッド等

DR対応蓄電池 電力需給ひっ迫補助金(DR補助金)

DR対応蓄電池 電力需給ひっ迫補助金(DR補助金)は、蓄電池の導入を推進するための補助金です。

トライブリッド蓄電池システムの蓄電池部分において、補助を受けられます。

事業名称令和5年度補正 電力需給ひっ迫等に活用可能な家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業
補助金名称令和5年度補正 家庭用蓄電池等の分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金
補助金概要補助上限額60万円まで
補助率1/3
交付申請期間2024年3月14日〜2024年12月6日
対象製品ニチコン トライブリッドパナソニック eneplat等

ZEH/ZEH+補助金

ZEH/ZEH+とは、発電するエネルギーと消費するエネルギーの収支をマイナスにする設備を持つ住宅に対しての補助金です。

ZEH/ZEH+補助金では、条件を満たす新築住宅に対して、また追加の蓄電池設備に対して補助が受けられます。

事業名称ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助事業
補助金名称ZEH補助金
補助金概要以下いずれか最も低い金額を補助
①初期実行容量1kWhあたり2万円
②蓄電システムの機器費の1/3(※工事費を含まず)
③補助額上限20万円
交付申請期間2024年4月26日(金)10:00 ~ 2025年1月7日(火)17:00(単年度事業)
2024年11月5日(火)10:00 ~ 2025年1月7日(火)17:00(複数年度事業)
対象製品ニチコン トライブリッド蓄電池システム等

CEV補助金

CEV補助金とは電気自動車の購入時に利用できる補助金です。

トライブリッドの仕組みを活用するためには、電気自動車が欠かせません。

しかし、電気自動車は一般的なガソリン車よりも高額であるため、補助金を利用してなるべく費用負担を抑えましょう。

補助金名称クリーンエネルギー自動車導入促進補助金
補助金概要電気自動車:補助上限85万円
交付申請期間2024年月1日〜
対象製品日産「リーフ」「サクラ」「アリア」
トヨタ「bz4x」「プリウス」等

V2Hに対応した電気自動車一覧を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

EV(電気自動車)で家庭に給電できるV2Hの仕組みとは?対応車種や選び方を解説

自治体の電気自動車に対する購入補助金

電気自動車の購入に関する補助金は、各自治体でも受けられます。

国の補助金と併用できるため、大幅に購入価格を抑えられる点がメリットです。

たとえば、東京都では「電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、EV・PHEV用外部給電機器」にて、電気自動車購入時の補助を受けられます。

お住まいの自治体の補助金は「全国の地方自治体の補助制度・融資制度・税制特例措置」にて検索できます。

施主の居住地域の補助金情報を把握し、トライブリッドの導入負担を抑えましょう。

補助金以外でトライブリッドの導入費用を抑える方法

補助金以外でトライブリッドの導入費用を抑える方法

補助金以外でトライブリッドの導入費用を抑える方法を2つ紹介します。

補助金以外でトライブリッドの導入費用を抑える方法
  • メーカーや販売店で相見積もりを取得
  • 太陽光リースの利用

メーカーや販売店で相見積もりを取得

トライブリッド蓄電池システムは高価ですが、販売店によって価格が違う可能性があります。

そのため、複数の店舗を回って相見積もりを取得すれば、最も安い金額で購入できる店舗が見つかるでしょう。

太陽光リースの利用

トライブリッドの実現には、トライブリッド蓄電池システムまたはトライブリッドパワコンが必要です。

太陽光パネルの設置だけでもリースに変えることで、費用を大幅に抑えられます。

太陽光リースを利用して太陽光パネルを初期費用0円で導入し、後付けでトライブリッド蓄電池システムやトライブリッドパワコンを導入すれば、太陽光パネル分の費用は月額のリース料だけとなり、施主の負担を少なくできるでしょう。

太陽光リースの概要やメリット、費用についてはこちらで紹介しています。

トライブリッドの補助金についてよくある質問

トライブリッドの補助金についてよくある質問

最後にトライブリッドの補助金についてよくある質問を紹介します。

V2Hやトライブリッドで利用できる補助金は、今申請しても間に合いませんか?

公募期間は補助金ごとに異なりますが、今回記事で紹介した補助金は期限内の補助事業です。

期間内の申請が必須であるため、できるだけ早く補助金を利用しましょう。

V2Hとトライブリッドで迷っています。どちらが良いですか?

電力の完全自家消費を目指す場合はトライブリッドを、太陽光エネルギーの有効活用を目指すならV2Hがおすすめです。

トライブリッドよりもV2Hの方が導入初期費用は抑えやすいため、施主の予算感に合わせて提案すると良いでしょう。

V2H単体でも補助金の利用は可能です。

V2Hの導入費用や補助金の情報をまとめた記事をご覧ください。

まとめ

トライブリッド蓄電池システムは2024年の各種補助金の対象です。

申請期間が迫っている補助金もあるため、できるだけ早く補助金の利用を決定し申請作業を実施しましょう。

仮に補助金申請に間に合わなくても、トライブリッド蓄電池システムの購入価格や初期費用は、相見積もりの取得や太陽光リースの利用で抑えられます。

特におすすめの方法が太陽光リースです。

初期費用0円で太陽光発電設備を導入でき、定額のリース料を支払うため施主も資金繰りを調整しやすいです。

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