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框(かまち)とは?費用や框材の種類も解説

建築業界・住宅業界で当たり前に使われている用語として「框(かまち)」があります。

建築業界の経験が浅い方の中には、框が何を指しているのかわからない方もいるでしょう。

本記事では、框の種類や框に使われる材料について解説します。

框について理解を深めたい方は、最後まで読んでください。

本記事は下記のような方におすすめです
  • 框がどのようなものか説明できない
  • 框がどのような場所に使われるのか知りたい
  • 框の画像を見たい

框とは

框(かまち)とは

框(かまち)とは、玄関や床の間などを高さが変わる箇所の横に走らせる化粧材です。

化粧材とは、建物の仕上がり部分です。
目に触れる場所のため、見た目だけでなく強度も求められます。

框を施工する箇所によって専用の名称があり、サッシやドアの枠を指す場合もあります。

近年ではバリアフリーの考え方から框をなくす住宅やマンションも多いです。

框(段差)がなければ、歩行時のつまずきが軽減される、車椅子での移動が楽になるといったメリットがあります。

框の種類

框の種類

一口に框といっても、取り付けられる箇所によって名称は異なります。

框の理解を深めたい方に向けて、框の種類を下記4つ解説します。

框の種類
  • 上がり框
  • 床框
  • 縁框
  • リフォーム框

上がり框

上がり框とは、玄関のタタキと玄関ホールや廊下の境目にある部分を指し、玄関框とも呼ばれます。

昔の上がり框は、コミュニケーションの場を設けるために取り付けられていました。

田舎の住宅では高齢者が上がり框に座り、近所の方とおしゃべりする場所として利用しています。

また現代の上がり框は、玄関で靴を脱いでオンオフの切り替えをおこないやすくする目的で設置されることが多いです。

昔の住宅の上り框は高さ30cm程度が一般的でした。

一方で現在は国土交通省が定めたバリアフリー基準により、上がり框の高さは18cm前後が一般的となっています。
【参考】建物性能の基礎知識/バリアフリー性能-住宅サポート建築研究所

現在の住宅では15cm〜20cmの間で上がり框を作るケースが多いです。

マンションは住宅よりさらに低く、5cm以下の上がり框も珍しくありません。

上がり框が低くなると、框につまずいて転んでしまうケースが減ります。

さらに、段差が低いとルンバをはじめとしたお掃除ロボットによる掃除に支障が出ません。

しかし、靴の脱ぎ履きがしにくくなることがデメリットです。

床框

【引用】床の間部材・天井部材-藤井ハウス産業株式会社

床框(とこがまち)とは、床の間にある床板の前端を隠すためにある化粧材です。

床の間とは、和室の中で1段高くなっている場所を指します。
床の間は花瓶を置く、掛け軸をかけるといった使い方がされます。

縁框

縁框(えんがまち)とは、縁側の外側に取り付けられる框です。

縁框があると、縁側の縁に腰がかけやすくなります。

縁側と似た用途で用いられるものにウッドデッキがあります。

ウッドデッキには、必ず縁框が取り付けられるとは限りません。

框があるウッドデッキは、縁側のように腰がかけやすいことがメリットです。

一方で、框がないウッドデッキは軽い見た目になります。

ウッドデッキを施工する際は、顧客の要望を汲み取り框の有無を決めましょう。

リフォーム框

リフォーム框とは、既存の框の上に被せて手軽にリフォームできるように作られた框です。

リフォーム框は、一般的に上がり框(玄関框)に用いられます。

上がり框は住居人が触れることも多い場所で、傷・汚れがつきやすいです。

また上がり框はよく目に触れる場所にあるため傷が目につきやすく、框の中でもリフォーム需要が高い場所です。

リフォーム框は製品代だけで、1万円台〜2万円台が一般的。

施工費が加わると、取り付け箇所やメーター数にもよりますが3万円〜8万円となることが多いです。

一般的な形状であれば、1日もあれば工事は終わります。

しかし框の形状がRになっていたり、廃材の撤去に手間がかかると工事は1日で終わらない可能性もあります。

積算・見積りをおこなう際は、現地の状況をしっかりと確認しないと予算オーバーや後期通りに終わらなくなる、可能性があるため注意してください。

框材の種類

框材の種類

框に用いられる材料には、主に下記の3種類があります。

框材の種類
  • 木材
  • 石材
  • タイル

それぞれ特徴が違うため、しっかりと材料の特性を把握して積算・見積り、顧客への提案をおこなってください。

木材

框の材料として最も用いられているのは木材です。

現代の住宅は洋風になっており、フローリング材と合わせるため框を木材で作ることが多くなっています。

実際に木材が使われている上がり框・床框を目にしたことがある方も多いでしょう。

また一口に木材と言っても、多くの種類があります。

  • 欅(けやき):木目が美しい
  • 檜(ひのき):香りがいい
  • 楓(かえで):独特の光沢がある
  • 樺桜(かばざくら):触り心地がよく上品
  • 楡(にれ):しっかりとした色がある
  • タモ:耐久性がある
    など

一般的に上記の木材を使用すると、高額になってしまい顧客の予算に合わないケースが出てきます。

框を取り付ける場合は、突版を用いるケースが多いです。

突版は集積材の上に銘木を貼り付けているため、費用を安価に抑えられます。

建材について詳しく知りたい方は、建材の種類と特徴について詳しく解説した記事をご確認ください。

石材

石材は、玄関のタタキと框を同素材にして統一感を出したいときに用いられます。

また大理石を用いると、玄関全体に高級感が出ます。

タイル

タイルは木材・石材と比較して、カラーやデザインの種類が豊富なことが特徴です。

選択肢が多いため、デザイン性に強いこだわりを持つ顧客におすすめです。

まとめ

本記事では、框の種類や框に使われる材料について解説しました。

記事内で紹介した框は下記の4種類です。

  • 上がり框
  • 床框
  • 縁框
  • リフォーム框

また框には下記の3種類の材料が使われるケースが多いです。

  • 木材
  • 石材
  • タイル

框と言っても、取り付ける場所や形状、材料によって価格は異なります。

顧客に合う框を提案しつつも、コストパフォーマンスに優れたものを選びましょう。

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【引用】AnyONE